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『秋の修善寺』
ふりがな文庫
『
秋の修善寺
(
あきのしゅぜんじ
)
』
九月の末におくれ馳せの暑中休暇を得て、伊豆の修善寺温泉に浴し、養気館の新井方にとどまる。所作為のないままに、毎日こんなことを書く。 二十六日。きのうは雨にふり暮らされて、宵から早く寝床に這入ったせいか、今朝は五時というのにもう眼が醒めた。よ …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
馳
(
ば
)
親
(
したし
)
間
(
けん
)
如何
(
いかが
)
竹籬
(
たけまがき
)
燦
(
きら
)
室
(
しつ
)
謂
(
いい
)
陰
(
くも
)
釣
(
つり
)
賑
(
にぎや
)
堰
(
せ
)
大
(
おおい
)
廉
(
やす
)
蒲殿
(
かばどの
)
袂
(
たもと
)
蕭条
(
しょうじょう
)
蝦蟆
(
がま
)
磬
(
けい
)
草履
(
ぞうり
)
茫
(
ぼう
)
芒
(
すすき
)
脆
(
もろ
)
肱枕
(
ひじまくら
)
聳
(
そび
)
紅
(
あか
)
煤
(
すす
)
襖
(
ふすま
)
要
(
い
)
認
(
したた
)
豆州
(
ずしゅう
)
路
(
みち
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
身神
(
しんしん
)
這入
(
はい
)
達摩
(
だるま
)
雑兵
(
ぞうひょう
)
靄
(
もや
)
頗
(
すこぶ
)
頻
(
しき
)
首肯
(
うなず
)
鴉
(
からす
)
咽
(
むせ
)
徽章
(
きしょう
)
弔
(
とむら
)
幸
(
さいわい
)
家鴨
(
あひる
)
大仁
(
おおひと
)
喬木
(
きょうぼく
)
善
(
よ
)
啼
(
な
)
慇懃
(
いんぎん
)
参詣
(
さんけい
)
別
(
わか
)
入違
(
いれちが
)
先
(
ま
)
倦
(
う
)
倚
(
よ
)
俄
(
にわか
)
体
(
てい
)
極
(
き
)
爾来
(
じらい
)
上臈
(
じょうろう
)
煙草
(
たばこ
)
烟
(
けむり
)
没怪
(
もっけ
)
殊
(
こと
)
槿
(
むくげ
)
榎
(
えのき
)
甲斐
(
かい
)
楓
(
かえで
)
柘植
(
つげ
)
柊
(
ひいらぎ
)
掩
(
おお
)
推量
(
おしはか
)
挽物
(
ひきもの
)
手向
(
たむ
)