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領地
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りょうち
ふりがな文庫
“
領地
(
りょうち
)” の例文
さきには、
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
を
攻
(
せ
)
めて、一
挙
(
きょ
)
に
柴田勝家
(
しばたかついえ
)
の
領地
(
りょうち
)
を
攻略
(
こうりゃく
)
し、
加賀
(
かが
)
へ進出しては
尾山
(
おやま
)
の
城
(
しろ
)
に、
前田利家
(
まえだとしいえ
)
と
盟
(
めい
)
をむすんで
味方
(
みかた
)
につけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白鳥や、モグリドリや、黒ガモや、アビや、ハイシロガモや、そのほかたくさんの鳥に
領地
(
りょうち
)
をわけてやらなければならなくなりました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「だいぶん
水
(
みず
)
も
暖
(
あたた
)
かになった。
旅行
(
りょこう
)
にはいい
時分
(
じぶん
)
である。
幾日
(
いくにち
)
かかるかしれないが、この
広
(
ひろ
)
い
領地
(
りょうち
)
を
一巡
(
ひとめぐ
)
りしてこようと
思
(
おも
)
う。」
太陽とかわず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
でも、
私
(
わたくし
)
が
死
(
し
)
ぬるまで
三浦家
(
みうらけ
)
の
墳墓
(
ふんぼ
)
の
地
(
ち
)
を
離
(
はな
)
れなかったという
事
(
こと
)
は、その
領地
(
りょうち
)
の
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
によほど
深
(
ふか
)
い
感動
(
かんどう
)
を
与
(
あた
)
えたようでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それで皇后はさつそくお聞き
届
(
とど
)
けになりまして、
新羅
(
しらぎ
)
の王をおうま
飼
(
かい
)
ということにおきめになり、その
隣
(
となり
)
の
百済
(
くだら
)
をもご
領地
(
りょうち
)
にお定めになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
▼ もっと見る
わたしの
家
(
いえ
)
の
領地
(
りょうち
)
だった村で
暮
(
く
)
らしたある年の八月のことです。それは、さわやかに
晴
(
は
)
れわたった日でしたが、風があって、すこし
寒
(
さむ
)
いくらいでした。
百姓マレイ
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
そのたんびに、王様は、カラバ
侯爵
(
こうしゃく
)
が、たいへんな広い
領地
(
りょうち
)
をもっているのに、すっかりびっくりしておしまいになりました、そうしてそのたんびに
侯爵
(
こうしゃく
)
にむかって
猫吉親方:またの名 長ぐつをはいた猫
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
しかしまたその他の点から見るとまた
郡県制度
(
ぐんけんせいど
)
であると思われる事もある。なぜなれば華族なるものは大抵ラサ府に住して居って自分の
領地
(
りょうち
)
に行って居らないのが多い。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
がんらいこの一帯は英国の
領地
(
りょうち
)
であるが、群島のうちには、
仏領
(
ふつりょう
)
もあり
米領
(
べいりょう
)
もある。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「さようでございます。
昔
(
むかし
)
からのご
縁故
(
えんこ
)
で、わたくしは、どこでもよいから、徳川さまのご
領地
(
りょうち
)
に住みたいと願っております」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おお、
俺
(
おれ
)
は、
池
(
いけ
)
の
中
(
なか
)
の
王
(
おう
)
さまになったんだ。この
広
(
ひろ
)
い
池
(
いけ
)
はみんな
俺
(
おれ
)
の
領地
(
りょうち
)
だ。なんと
俺
(
おれ
)
はえらいもんだろう。」と、かわずはあたりを
見
(
み
)
まわしました。
太陽とかわず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あっちにもこっちにも、鳥がたくさんいますが、ガチョウの姿はどこにも見えません。で、思いきって、オッテンビューの
領地
(
りょうち
)
の中にはいっていきました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
この人くい鬼は、世にもすばらしい大金持で、王様が、みちみち通っておいでになった、カラバ
侯爵
(
こうしゃく
)
のものだという
広大
(
こうだい
)
な
領地
(
りょうち
)
も、じつはみんな人くい鬼のものでした。
猫吉親方:またの名 長ぐつをはいた猫
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
そればかりか、
織田
(
おだ
)
の
領地
(
りょうち
)
のほうでは、
伊那丸
(
いなまる
)
をからめてきた者には、五百
貫
(
かん
)
の
恩賞
(
おんしょう
)
をあたえるという
高札
(
こうさつ
)
がいたるところに立っているといううわさである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、この垣のおかげで、動物たちは、古い
王家
(
おうけ
)
の
領地
(
りょうち
)
の
境
(
さかい
)
めを知るのです。この古い領地には、
野生
(
やせい
)
の動物たちも、たくさんむれをなしてやってきます。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
お
日
(
ひ
)
さまが
東
(
ひがし
)
の
森
(
もり
)
からお
上
(
のぼ
)
りなさって、
西
(
にし
)
の
森
(
もり
)
に
沈
(
しず
)
みなさるまでちょうど一
日
(
にち
)
かかる。まるで、お
日
(
ひ
)
さまは、この
池
(
いけ
)
を
照
(
て
)
らしなさるために、
空
(
そら
)
をああして
歩
(
ある
)
いていなさるのだ。その
池
(
いけ
)
は、
俺
(
おれ
)
の
領地
(
りょうち
)
だ。
太陽とかわず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“領地”の意味
《名詞》
大名・旗本などが支配していた土地。知行地。
国家が領有し、その主権下にある土地。領土。
(出典:Wiktionary)
“領地”の解説
領地(りょうち)とは、一般的に封建制社会において、領主が知行する土地を指す。
(出典:Wikipedia)
領
常用漢字
小5
部首:⾴
14画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“領地”で始まる語句
領地内
領地有
領地額