トップ
>
興行
>
こうぎやう
ふりがな文庫
“
興行
(
こうぎやう
)” の例文
当院
(
たうゐん
)
屋根普請
(
やねふしん
)
勧化
(
くわんけ
)
の
為
(
ため
)
本堂
(
ほんだう
)
に
於
(
おい
)
て
晴天
(
せいてん
)
七日の間芝居
興行
(
こうぎやう
)
せしむるものなり、
名題
(
なだい
)
は
仮名手本
(
かなでほん
)
忠臣蔵役人替名とありて
役者
(
やくしや
)
の名
多
(
おほ
)
くは
変名
(
へんみやう
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
青磁
(
せいじ
)
、
赤江
(
あかえ
)
、
錦手
(
にしきで
)
の
皿小鉢
(
さらこばち
)
、
角
(
かど
)
の
瀬戸
(
せと
)
もの
屋
(
や
)
がきらりとする。
横町
(
よこちやう
)
には
斜
(
なゝめ
)
に
突出
(
とつしゆつ
)
して、
芝居
(
しばゐ
)
か、
何
(
なん
)
ぞ、
興行
(
こうぎやう
)
ものの
淺葱
(
あさぎ
)
の
幟
(
のぼり
)
が
重
(
かさ
)
なつて、ひら/\と
煽
(
あふ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「寶さがしの
興行
(
こうぎやう
)
を思ひ付いたのは、お前に違ひあるまい」
銭形平次捕物控:301 宝掘りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
当院
(
たうゐん
)
屋根普請
(
やねふしん
)
勧化
(
くわんけ
)
の
為
(
ため
)
本堂
(
ほんだう
)
に
於
(
おい
)
て
晴天
(
せいてん
)
七日の間芝居
興行
(
こうぎやう
)
せしむるものなり、
名題
(
なだい
)
は
仮名手本
(
かなでほん
)
忠臣蔵役人替名とありて
役者
(
やくしや
)
の名
多
(
おほ
)
くは
変名
(
へんみやう
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
何
(
なに
)
しろ、
中京
(
ちうきやう
)
の
殖産工業
(
しよくさんこうげふ
)
から、
名所
(
めいしよ
)
、
名物
(
めいぶつ
)
、
花柳界
(
くわりうかい
)
一般
(
いつぱん
)
、
芝居
(
しばゐ
)
、
寄席
(
よせ
)
、
興行
(
こうぎやう
)
ものの
状態
(
じやうたい
)
視察
(
しさつ
)
。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
が、
興行
(
こうぎやう
)
の
折
(
をり
)
の
桟敷
(
さじき
)
、
又
(
また
)
は
従兄弟
(
いとこ
)
の
住居
(
すまゐ
)
で、
顔
(
かほ
)
も
合
(
あ
)
はせれば、ものを
言
(
い
)
ひ
交
(
か
)
はす、
時々
(
とき/″\
)
と
言
(
い
)
ふほどでもないが、ともに
田端
(
たばた
)
の
家
(
いへ
)
を
訪
(
おとづ
)
れた
事
(
こと
)
もあつて、
人目
(
ひとめ
)
に
着
(
つ
)
くよりは
親
(
した
)
しかつた……
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
○さて
戯場
(
しばゐ
)
の
造作
(
ざうさく
)
成就
(
じやうじゆ
)
しても春の雪ふりつゞきて
連日
(
れんじつ
)
晴
(
はれ
)
を見ず、
興行
(
こうぎやう
)
の初日のびる時は役者になりたる家はさら也、此しばゐを見んとて諸方に
逗留
(
とうりう
)
の
客
(
きやく
)
多
(
おほ
)
く毎日
空
(
そら
)
をながめて
晴
(
はれ
)
を
待
(
まち
)
わび
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○さて
戯場
(
しばゐ
)
の
造作
(
ざうさく
)
成就
(
じやうじゆ
)
しても春の雪ふりつゞきて
連日
(
れんじつ
)
晴
(
はれ
)
を見ず、
興行
(
こうぎやう
)
の初日のびる時は役者になりたる家はさら也、此しばゐを見んとて諸方に
逗留
(
とうりう
)
の
客
(
きやく
)
多
(
おほ
)
く毎日
空
(
そら
)
をながめて
晴
(
はれ
)
を
待
(
まち
)
わび
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
五穀豊熟
(
ごこくほうじゆく
)
して
年
(
とし
)
の
貢
(
みつぎ
)
も
心易
(
こゝろやす
)
く
捧
(
さゝ
)
げ、
諸民
(
しよみん
)
鼓腹
(
はらつゞみ
)
の春に
遇
(
あひ
)
し時、氏神の
祭
(
まつり
)
などに
遭
(
あひ
)
しを幸に地芝居を
興行
(
こうぎやう
)
する㕝あり。役者は皆其処の
素人
(
しろうと
)
あるひは
近村
(
きんそん
)
近
駅
(
えき
)
よりも来るなり。
師匠
(
ししやう
)
は田舎芝居の
役者
(
やくしや
)
を
傭
(
やと
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
五穀豊熟
(
ごこくほうじゆく
)
して
年
(
とし
)
の
貢
(
みつぎ
)
も
心易
(
こゝろやす
)
く
捧
(
さゝ
)
げ、
諸民
(
しよみん
)
鼓腹
(
はらつゞみ
)
の春に
遇
(
あひ
)
し時、氏神の
祭
(
まつり
)
などに
遭
(
あひ
)
しを幸に地芝居を
興行
(
こうぎやう
)
する㕝あり。役者は皆其処の
素人
(
しろうと
)
あるひは
近村
(
きんそん
)
近
駅
(
えき
)
よりも来るなり。
師匠
(
ししやう
)
は田舎芝居の
役者
(
やくしや
)
を
傭
(
やと
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“興行”の解説
興行(こうぎょう)とは、芝居やコンサート、スポーツイベントにおいて、鑑賞、観戦を主な目的とした観客を集めることを目的とした催事を指す。外観上では同じであっても、主催側が飲食物の提供や集客のために催す場合(ナイトクラブや百貨店)もあり、また学術目的や教育目的の場合は興行とはされない。
(出典:Wikipedia)
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“興行”で始まる語句
興行師
興行物
興行主
興行元
興行差止
興行者