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はんくわ
ふりがな文庫
“
繁華
(
はんくわ
)” の例文
伊太利
(
イタリー
)
のさる
繁華
(
はんくわ
)
なる
港
(
みなと
)
に
宏大
(
りつぱ
)
な
商會
(
しやうくわい
)
を
立
(
た
)
てゝ、
專
(
もつぱ
)
ら
貿易事業
(
ぼうえきじげふ
)
に
身
(
み
)
を
委
(
ゆだ
)
ねて
居
(
を
)
る
由
(
よし
)
、おぼろながらに
傳
(
つた
)
へ
聞
(
き
)
くのみ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然りといへども
繁華
(
はんくわ
)
の日夜に
増
(
まし
)
けるゆゑ少々つゞの
訴
(
うつた
)
へはふん/\として
更
(
さら
)
にやむことなしさればこそ
奉行
(
ぶぎやう
)
は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
東京に
入
(
はい
)
つて行く掘割は、それから一里ほど
下
(
くだ
)
つた処にあつた。それは川口といふところで、和船で交通をする時分には、随分
繁華
(
はんくわ
)
な船着であつた。かなり聞えた料理屋も二三軒はあつた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
あの
日
(
ひ
)
の
出
(
い
)
づる
邊
(
へん
)
、
我
(
わが
)
故國
(
ここく
)
では
今頃
(
いまごろ
)
は
定
(
さだ
)
めて、
都大路
(
みやこおほぢ
)
の
繁華
(
はんくわ
)
なる
處
(
ところ
)
より、
深山
(
みやま
)
の
奧
(
をく
)
の
杣
(
そま
)
の
伏屋
(
ふせや
)
に
到
(
いた
)
るまで、
家々
(
いへ/\
)
戸々
(
こゝ
)
に
日
(
ひ
)
の
丸
(
まる
)
の
國旗
(
こくき
)
を
飜
(
ひるがへ
)
して、
御國
(
みくに
)
の
榮
(
さかえ
)
を
祝
(
いわ
)
つて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
求
(
もと
)
め
播州
(
ばんしう
)
室
(
むろ
)
の津に
到
(
いた
)
りけり當所は
繁華
(
はんくわ
)
の
湊
(
みなと
)
にて名に聞えたる
室
(
むろ
)
の
早咲町
(
はやざきまち
)
など
遊女町
(
いうぢよまち
)
軒
(
のき
)
を
連
(
つら
)
ねて在ければ吾助は例の
好色
(
かうしよく
)
者と言ひ懷中には二百兩の金もあり先此處にて
勞
(
つか
)
れを慰め
鬱
(
うつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
探
(
さぐ
)
り若し引取ずんば其時は何を
爲
(
し
)
てなりとも
繁華
(
はんくわ
)
の江戸ゆゑ親子二人
渡世
(
とせい
)
のならぬ事は有まじ
若
(
もし
)
運
(
うん
)
よく
立身
(
りつしん
)
いたしなは今の
難儀
(
なんぎ
)
せし
面
(
おもて
)
を
見返
(
みかへ
)
さん何は兎もあれ
一先
(
ひとまづ
)
江戸へ出べしとて夫より
世帶
(
せたい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
伊太利
(
イタリー
)
の
繁華
(
はんくわ
)
なる
港
(
みなと
)
といへば、
此處
(
こゝ
)
は
國中
(
こくちう
)
隨一
(
ずゐいち
)
の
名港
(
めいかう
)
子ープルス、
埠頭
(
はとば
)
から
海岸通
(
かいがんどう
)
りへかけて
商館
(
しやうくわん
)
の
數
(
かず
)
も
幾百千
(
いくひやくせん
)
、もしや
濱島
(
はまじま
)
は
此
(
この
)
港
(
みなと
)
で、
其
(
その
)
商會
(
しやうくわい
)
とやらを
營
(
いとな
)
んで
居
(
を
)
るのではあるまいかと
思
(
おも
)
ひ
浮
(
うか
)
んだので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
“繁華”で始まる語句
繁華熱鬧