父兄ふけい)” の例文
もし諸君がこのしょを手にしたら、諸君の父兄ふけいやおじさんたちにも、見せて上げてもらいたい。そして、著者の言伝ことづてを、おつたえして欲しい。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しるしたものゝなかには實驗じつけんおこなるものもあるから、教師きようし父兄ふけい指導しどうもとに、安全あんぜん場所ばしよえらびて、これをこゝろみることはきはめて有益ゆうえきなことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
当日とうじつは、学校がっこう教師きょうしや、また家庭かてい父兄ふけいたちが、参観さんかんにやってきました。ちょうどひるごろのことです。参観者さんかんしゃ一人ひとりきゅう卒倒そっとうして、おおさわぎとなりました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれには寸毫すこし父兄ふけいちからかうぶつてない。頑是ぐわんぜない子供こどもあひだにも家族かぞくちから非常ひじやういきほひをしめしてる。その家族かぞくが一ぱんから輕侮けいぶもつられてるやうに、子供こどもあひだにもまたちひさい與吉よきちあなどられてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
此事このこと教師きようし父兄ふけい注意ちゆういうながすとともにわが小國民しようこくみんに、むかつても直接ちよくせついましめてきたいことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これは兒童じどう心理作用しんりさようもとづくものゝようであるから、とく父兄ふけい教師きようし注意ちゆういようすることであらう。元來がんらい神社じんじや寺院じいんには石燈籠いしどうろうおほい。さうして其處そこおほ兒童じどうあつまところである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)