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ふけい
ふりがな文庫
“
父兄
(
ふけい
)” の例文
もし諸君がこの
書
(
しょ
)
を手にしたら、諸君の
父兄
(
ふけい
)
やおじさんたちにも、見せて上げてもらいたい。そして、著者の
言伝
(
ことづ
)
てを、おつたえして欲しい。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
左
(
さ
)
に
記
(
しる
)
したものゝ
中
(
なか
)
には
實驗
(
じつけん
)
を
行
(
おこな
)
ひ
得
(
う
)
るものもあるから、
教師
(
きようし
)
父兄
(
ふけい
)
指導
(
しどう
)
の
下
(
もと
)
に、
安全
(
あんぜん
)
な
場所
(
ばしよ
)
を
選
(
えら
)
びて、これを
試
(
こゝろ
)
みることは
極
(
きは
)
めて
有益
(
ゆうえき
)
なことである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
当日
(
とうじつ
)
は、
学校
(
がっこう
)
の
教師
(
きょうし
)
や、また
家庭
(
かてい
)
の
父兄
(
ふけい
)
たちが、
参観
(
さんかん
)
にやってきました。ちょうど
昼
(
ひる
)
ごろのことです。
参観者
(
さんかんしゃ
)
の
一人
(
ひとり
)
が
急
(
きゅう
)
に
卒倒
(
そっとう
)
して、
大
(
おお
)
さわぎとなりました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
には
寸毫
(
すこし
)
も
父兄
(
ふけい
)
の
力
(
ちから
)
が
被
(
かうぶ
)
つて
居
(
ゐ
)
ない。
頑是
(
ぐわんぜ
)
ない
子供
(
こども
)
の
間
(
あひだ
)
にも
家族
(
かぞく
)
の
力
(
ちから
)
は
非常
(
ひじやう
)
な
勢
(
いきほ
)
ひを
示
(
しめ
)
して
居
(
ゐ
)
る。
其
(
その
)
家族
(
かぞく
)
が一
般
(
ぱん
)
から
輕侮
(
けいぶ
)
の
眼
(
め
)
を
以
(
もつ
)
て
見
(
み
)
られて
居
(
ゐ
)
るやうに、
子供
(
こども
)
の
間
(
あひだ
)
にも
亦
(
また
)
小
(
ちひ
)
さい
與吉
(
よきち
)
は
侮
(
あなど
)
られて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
此事
(
このこと
)
は
教師
(
きようし
)
父兄
(
ふけい
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
促
(
うなが
)
すと
共
(
とも
)
にわが
小國民
(
しようこくみん
)
に、
向
(
むか
)
つても
直接
(
ちよくせつ
)
に
戒
(
いまし
)
めて
置
(
お
)
きたいことである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
これは
兒童
(
じどう
)
の
心理作用
(
しんりさよう
)
に
基
(
もと
)
づくものゝようであるから、
特
(
とく
)
に
父兄
(
ふけい
)
、
教師
(
きようし
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
要
(
よう
)
する
事
(
こと
)
であらう。
元來
(
がんらい
)
神社
(
じんじや
)
、
寺院
(
じいん
)
には
石燈籠
(
いしどうろう
)
が
多
(
おほ
)
い。さうして
其處
(
そこ
)
は
多
(
おほ
)
く
兒童
(
じどう
)
の
集
(
あつま
)
る
所
(
ところ
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“父兄”の意味
《名詞》
父兄(ふけい)
父と兄。
年長者。特に、血縁関係を持ち、自分より年長の人や、児童または生徒の保護者となる人。
(出典:Wiktionary)
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
兄
常用漢字
小2
部首:⼉
5画
“父兄”で始まる語句
父兄姉妹
父兄会
父兄弟