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活動
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はたらき
ふりがな文庫
“
活動
(
はたらき
)” の例文
手も、足も身体中の
活動
(
はたらき
)
は一時に
息
(
とま
)
って、一切の血は春の潮の
湧立
(
わきた
)
つように
朱唇
(
くちびる
)
の方へ流れ注いでいるかと思われるばかりでした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
私
(
わたくし
)
は
何氣
(
なにげ
)
なく
倚子
(
ゐす
)
より
離
(
はな
)
れて、
檣樓
(
しやうらう
)
に、
露砲塔
(
ろほうたふ
)
に、
戰鬪樓
(
せんとうらう
)
に、
士官
(
しくわん
)
水兵
(
すいへい
)
の
活動
(
はたらき
)
目醒
(
めざ
)
ましき
甲板
(
かんぱん
)
を
眺
(
なが
)
めたが、
忽
(
たちま
)
ち
電氣
(
でんき
)
に
打
(
う
)
たれし
如
(
ごと
)
く
躍上
(
をどりあが
)
つたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「どう、どう、どう」と証書を取らんとする風早が手は、
筋
(
きん
)
の
活動
(
はたらき
)
を失へるやうにて
幾度
(
いくたび
)
も
捉
(
とら
)
へ得ざるなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
愚
(
ぐ
)
按
(
あんずる
)
に
円
(
まろき
)
は天の正
象
(
しやう
)
、
方
(
かく
)
は地の
実位
(
じつゐ
)
也。天地の気中に
活動
(
はたらき
)
する万物
悉
(
こと/″\
)
く
方円
(
はうゑん
)
の
形
(
かたち
)
を
失
(
うしな
)
はず、その一を以いふべし、人の
体
(
からだ
)
方
(
かく
)
にして
方
(
かく
)
ならず、
円
(
まろ
)
くして円からず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
もしかれらの道
傾斜
(
なぞへ
)
ならずば、天の力多くは空しく、下界の
活動
(
はたらき
)
殆どみな止まむ 一六—一八
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
藤吉の務めはお上向きに対しても自から別な
活動
(
はたらき
)
を示さなければならなくなる。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
頬
(
ほゝ
)
、
唇
(
くちびる
)
の
薔薇
(
ばら
)
も
褪
(
あ
)
せて、
蒼白
(
あをじろ
)
い
灰
(
はひ
)
と
變
(
かは
)
る。
目
(
め
)
の
窓
(
まど
)
もはたと
閉
(
と
)
づる、
生活
(
いのち
)
の
日
(
ひ
)
がつい
暮
(
く
)
れて
行
(
ゆ
)
く
時
(
とき
)
のやうに。どこも/\
硬固
(
しゃちこば
)
って、
冷
(
つめた
)
うなって、
自在
(
じざい
)
な
活動
(
はたらき
)
をば
失
(
うしな
)
うて、
死切
(
しにき
)
ったやうにも
見
(
み
)
えう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
雪は
活物
(
いきたるもの
)
にあらざれども
変
(
へん
)
ずる
所
(
ところ
)
に
活動
(
はたらき
)
の気あるゆゑに、
六出
(
りくしゆつ
)
したる
形
(
かたち
)
の
陰中
(
いんちゆう
)
或は
陽
(
やう
)
に
象
(
かたど
)
る
円形
(
まろきかたち
)
を
具
(
ぐ
)
したるもあり。水は
極陰
(
ごくいん
)
の物なれども
一滴
(
ひとしづく
)
おとす時はかならず
円形
(
ゑんけい
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“活動”で始まる語句
活動写真
活動寫眞
活動力
活動中
活動的
活動写真機
活動写真館
活動場所
活動玩具
活動紙幣