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ほんや
ねえやの
田舎は、
山奥のさびしい
村です。
町がなかなか
遠いので、
子供たちは
本屋へいって
雑誌を
見るということも、めったにありません。
こうして、彼が一代に作った田産と、
豊田郡の一丘を
卜して建てた柵、
本屋しき、
物倉、
外曲輪などの宏大な住居は、親類中の羨望の的であった。
ただひとりその中に町はずれの
本屋の
主人が
居ましたが山男の
無暗にしか
爪らしいのを見て思わずにやりとしました。
本屋の
前を
通ると、
屹度中へ
這入つて
見たくなつたり、
中へ
這入ると
必ず
何か
欲しくなつたりするのは、
宗助から
云ふと、
既に
一昔し
前の
生活である。
「
本屋の二
階で、
学校ごっこをやっていたのさ、
僕は、
算術が七
点で、
読み
方が八
点で、三
番だ。えらいだろう。」と、
正ちゃんは、いいました。
さ来年はみんな
僕らのようになってまた新入生をわらう。そう
考えると何だか
変な気がする。
伊藤君と行って
本屋へ教科書を九
冊だけとっておいてもらうように
頼んでおいた。
金さんは、その
後、
遺言を
守って、
本屋の
小僧さんとなり、よく
辛棒をしました。そして、一
人まえになってから、
小さな
店を
持ったのであります。
その
日の
晩でありました。
仕事から
帰ったお
母さんが、
良ちゃんをつれて
本屋さんへやってきました。
良ちゃんの
顔には、
泣いたあとがあって、
昼間与えた
絵本を
抱いています。
「
本屋にもあれば、
角の
文房具屋にだってあるだろう。」