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是
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こり
ふりがな文庫
“
是
(
こり
)” の例文
「
一體
(
いつたい
)
是
(
こり
)
や、
何
(
ど
)
う
云
(
い
)
ふ
了見
(
れうけん
)
だね」と
自分
(
じぶん
)
で
飾
(
かざ
)
り
付
(
つ
)
けた
物
(
もの
)
を
眺
(
なが
)
めながら、
御米
(
およね
)
に
聞
(
き
)
いた。
御米
(
およね
)
にも
毎年
(
まいとし
)
斯
(
か
)
うする
意味
(
いみ
)
は
頓
(
とん
)
と
解
(
わか
)
らなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
悪い事を云ったねえ…何うも
是
(
こり
)
ゃア…あゝ悪い事を云った、悪い事を云いましたねえ、何うも飛んだ事を云った、これ程じゃアねえと思ってうっかり云ったが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「チャアリイ、
是
(
こり
)
ゃどうしたのだ」
骸骨島の大冒険
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
是
(
こり
)
や
不可
(
いけ
)
ない」と
云
(
い
)
ひながら
玄關
(
げんくわん
)
へ
上
(
あが
)
つた。
其
(
その
)
樣子
(
やうす
)
が
恰
(
あたか
)
も
御米
(
およね
)
を
路
(
みち
)
を
惡
(
わる
)
くした
責任者
(
せきにんしや
)
と
見傚
(
みな
)
してゐる
風
(
ふう
)
に
受取
(
うけと
)
られるので、
御米
(
およね
)
は
仕舞
(
しまひ
)
に
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
清「いや何うも
是
(
こり
)
ゃはや、それを云おう/\と思って
来
(
け
)
たが、お
前
(
ま
)
さん
余
(
あんま
)
り
草臥
(
くたぶ
)
れたので忘れてしまったが、いや眞達さんの事に
就
(
つ
)
いてはえらい事になりみした」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
是
(
こり
)
や
箸
(
はし
)
ですよ。
蒙古人
(
もうこじん
)
は
始終
(
しじゆう
)
是
(
これ
)
を
腰
(
こし
)
へぶら
下
(
さ
)
げてゐて、いざ
御馳走
(
ごちそう
)
といふ
段
(
だん
)
になると、
此
(
この
)
刀
(
かたな
)
を
拔
(
ぬ
)
いて
肉
(
にく
)
を
切
(
き
)
つて、さうして
此
(
この
)
箸
(
はし
)
で
傍
(
そば
)
から
食
(
く
)
うんださうです
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
世にはとんだ者に
騙
(
だま
)
されて、いくらも
苛
(
ひど
)
いめに
遭
(
あ
)
うものが多いのに、自分の思う所に
請出
(
うけだ
)
されて行って
御新造
(
ごしんぞ
)
に成ると云う、そんな結構な事は何うも誠にねえ、おや
是
(
こり
)
ゃア御免なさいましよ
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼
(
あ
)
の者には親の敵だと、未だ年も
行
(
ゆ
)
かんで親の敵姉の敵を討とうと云う其の志ある
壮者
(
わかもの
)
を、怪我させまいと
背打
(
むねうち
)
にする心得だったが、困った事を致したな、
是
(
こり
)
ゃア
不便
(
ふびん
)
な事を致した、手が
機
(
はず
)
んだから
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山「
是
(
こり
)
ゃア鯖さ」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“是”の意味
《名詞》
(ゼ)正しいこと。
(出典:Wiktionary)
是
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
“是”を含む語句
如是
彼是
是非
是方
是限
於是
頑是
是々
是処
是有
是等
如是我聞
是程
是沙汰
彼方是方
是公
方是乎可信依
如是縁庵
是切
是無
...