“是公”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜこう75.0%
これきみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その縁側に是公ぜこうから貰ったかえで盆栽ぼんさいと、時々人の見舞に持って来てくれる草花などを置いて、退屈もしのぎ暑さもまぎらしていた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
中村是公ぜこう泣く7・4(夕)
漱石氏もまた鎌倉の中村是公これきみ氏の別荘に遊びに行くついでに一度私の家の玄関まで立寄ってくれた事があった位の事であった。漱石氏の最後の手紙に
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)