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従者
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とも
ふりがな文庫
“
従者
(
とも
)” の例文
藤「実はこれ/\の悪党の為に
騙
(
だま
)
されて
此様
(
こん
)
な難に遭いましたが、
従者
(
とも
)
の
下婢
(
おんな
)
岩と申すのは、何う致しましたか、
何卒
(
どうぞ
)
お
探
(
たず
)
ねなすって下さいまし」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山高でフロックコートで、お
従者
(
とも
)
を連れてすうと素通りで、や、SS、気の毒した、御苦労とも抜かすこつじゃねえ。何といってもブルはブルでがす。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
僅
(
わず
)
か
半里
(
はんり
)
か一
里
(
り
)
の
隣
(
とな
)
りの
村
(
むら
)
に
行
(
ゆ
)
くのにさえ、やれ
従者
(
とも
)
だ、
輿物
(
のりもの
)
だ、
御召換
(
おめしがえ
)
だ……、
半日
(
はんにち
)
もかかって
大騒
(
おおさわ
)
ぎをせねばならぬような、あんな
面倒臭
(
めんどうくさ
)
い
現世
(
げんせ
)
の
生活
(
せいかつ
)
を
送
(
おく
)
りながら
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
門松
(
かどまつ
)
は雪の中へ
建
(
たて
)
、
七五三
(
しめ
)
かざりは雪の
軒
(
のき
)
に引わたす。
礼者
(
れいしや
)
は
木屐
(
げた
)
をはき、
従者
(
とも
)
は
藁靴
(
わらぐつ
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
おやお
従者
(
とも
)
さん誠に
御苦労様
(
ごくらうさま
)
今
(
いま
)
お
酢
(
すし
)
でも
上
(
あ
)
げますから少し待つてゝ下さいよ、ちよいとまア
旦那
(
だんな
)
貴方
(
あなた
)
の
今日
(
けふ
)
のお
召
(
めし
)
の
好
(
よ
)
いこと、
結城
(
ゆふき
)
でせう、ナニ
節糸織
(
ふしいとおり
)
、
渋
(
しぶ
)
い事ね
何
(
ど
)
うも
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
門松
(
かどまつ
)
は雪の中へ
建
(
たて
)
、
七五三
(
しめ
)
かざりは雪の
軒
(
のき
)
に引わたす。
礼者
(
れいしや
)
は
木屐
(
げた
)
をはき、
従者
(
とも
)
は
藁靴
(
わらぐつ
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
自分
(
じぶん
)
は
命
(
みこと
)
のお
指図
(
さしず
)
で、
二人
(
ふたり
)
ばかりの
従者
(
とも
)
にまもられて、とある
丘
(
おか
)
の
頂辺
(
いただき
)
に
避
(
さ
)
けて、
命
(
みこと
)
の
御身
(
おんみ
)
の
上
(
うえ
)
を
案
(
あん
)
じわびて
居
(
お
)
りましたが、その
中
(
うち
)
四
方
(
ほう
)
から
急
(
きゅう
)
にめらめらと
燃
(
も
)
え
拡
(
ひろ
)
がる
野火
(
のび
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
粂之助は和尚の
従者
(
とも
)
で来たのだから今日は
*
耳こじりを差して居る、兄玄道に引立てられ、
拠
(
よんどころ
)
なく奥の離座敷へ来るといきなり肩を突かれたからパッタリ畳の処へ伏しました。
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その
頃
(
ころ
)
ちょっと
外出
(
がいしゅつ
)
するにも、
少
(
すくな
)
くとも四五
人
(
にん
)
の
従者
(
とも
)
は
必
(
かな
)
らずついたもので……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
織「下に
従者
(
とも
)
が
居
(
お
)
るから小包を持って来いと云えば分るから、
然
(
そ
)
う云ってくれ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“従者”の意味
《名詞》
従者(じゅうしゃ、古:じゅうじゃ、じゅうさ、じゅしゃ、ずさ、ずんざ)
とも。ともをする者。
(出典:Wiktionary)
従
常用漢字
小6
部首:⼻
10画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“従”で始まる語句
従
従兄
従弟
従兄弟
従妹
従容
従姉
従来
従兄妹
従而