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藁靴
ふりがな文庫
“藁靴”の読み方と例文
読み方
割合
わらぐつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらぐつ
(逆引き)
私は、
藁靴
(
わらぐつ
)
を
穿
(
はい
)
て、
合羽
(
かっぱ
)
を着た。
両脚
(
りょうあし
)
は急に太くなって、頭から三角帽子を被ったので、
丸
(
まる
)
で転がるように身体が
円
(
まる
)
くなった。
北の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
男は真綿帽子を冠り、
藁靴
(
わらぐつ
)
を
穿
(
は
)
き、女は紺色染の真綿を
亀
(
かめ
)
の甲のように背中に
負
(
しょ
)
って家の内でも
手拭
(
てぬぐい
)
を冠る。それがこの辺で眼につく風俗だ。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
足袋
(
たび
)
や
藁靴
(
わらぐつ
)
を足に用いるのは言うを俟たない。足袋にはしばしば美しい
刺子
(
さしこ
)
をする。藁靴の出来も形もまたいい。
陸中雑記
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
藁靴(わらぐつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁苞
藁人形
“藁靴”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
中島敦
柳宗悦
斎藤茂吉
島崎藤村
国枝史郎
小川未明