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創
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はじめ
ふりがな文庫
“
創
(
はじめ
)” の例文
(後の板もあり)さて和名抄ありて后五百年ちかくをへて文安年中
下学集
(
かがくしふ
)
といふ
字書
(
じしよ
)
ありき、これも元和三年
創
(
はじめ
)
て板本となりたり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
塵
(
ちり
)
も置かず、世の
創
(
はじめ
)
の生物に似た
鰐口
(
わにぐち
)
も、その明星に影を重ねて、
一顆
(
いっか
)
の
一碧玉
(
だいへきぎょく
)
を
鏤
(
ちりば
)
めたようなのが、棟裏に凝って紫の色を
籠
(
こ
)
め、扉に
漲
(
みなぎ
)
って
朧
(
おぼろ
)
なる霞を描き、舞台に
靉靆
(
たなび
)
き、縁を
廻
(
めぐ
)
って
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
婿
(
むこ
)
の松方何とか云ふ奴の為に
煉瓦
(
れんぐわ
)
の建築を
創
(
はじめ
)
たのだ、僕は其前を通る
毎
(
たび
)
に、オヽ国民の
膏血
(
かうけつ
)
を
私
(
わたくし
)
せる赤き煉瓦の家よ、汝が其
礎
(
いしずえ
)
の一つだに
遺
(
のこ
)
らざる時の
来
(
きた
)
ることを思へよと言つて
呪
(
のろつ
)
てやるンだ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
又、周の
創
(
はじめ
)
、
七七
武王
(
ぶわう
)
一たび
怒
(
いか
)
りて天下の民を安くす。臣として君を
弑
(
しい
)
すといふべからず。
仁
(
じん
)
を
賊
(
ぬす
)
み義を賊む、一
夫
(
ぷ
)
の
紂
(
ちう
)
を
誅
(
ちゆう
)
するなりといふ事、
七八
孟子
(
まうじ
)
といふ書にありと人の伝へに聞き
侍
(
はべ
)
る。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
右の
字鏡
(
じきやう
)
ありて
后
(
のち
)
二十
余
(
よ
)
年を
歴
(
へ
)
て、源の
順朝臣
(
したがふあそん
)
の作りたる
和名類聚抄
(
わみやうるゐじゆせう
)
ありき、是も
字書
(
じしよ
)
也。元和の
年間
(
ころ
)
那波道円
(
なばだうゑん
)
先生
創
(
はじめ
)
て板本とせられたり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
しかるを近き頃、村田
春海大人
(
はるみのうし
)
右の
書
(
しよ
)
を京都にて
購得
(
かひえ
)
てのち、享和三年の春
創
(
はじめ
)
て板本となし、世の重宝となりてより
后
(
のち
)
の
学者
(
がくしや
)
の
机上
(
つくゑのうへ
)
に
置
(
おく
)
は、
実
(
じつ
)
に
春海大人
(
はるみのうし
)
の
賜
(
たまもの
)
なりけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
描金
(
まきゑ
)
を
善
(
よく
)
して人の
粕
(
かす
)
をなめず、別に
一趣
(
いつしゆ
)
の
奇工
(
きこう
)
を
為
(
な
)
す。
破笠
(
はりつ
)
細工とて今に
賞
(
しやう
)
せらる。吉原の七月
創
(
はじめ
)
て
機燈
(
からくりとうろ
)
を作りて今に其
余波
(
よは
)
を
残
(
のこせ
)
り、
伝
(
でん
)
詳
(
つまびらか
)
なれどもさのみはとてもらせり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
創
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
“創”を含む語句
創造
創傷
創痍
草創
創痕
絆創膏
切創
創業
創作
創立
銃創
創所
創底
擦創
金創薬
創口
金創
手創
古創
刀創
...