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古創
ふりがな文庫
“古創”の読み方と例文
読み方
割合
ふるきず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるきず
(逆引き)
フム
此家
(
ここ
)
だな。と門前に
佇
(
たたず
)
みたるは、倉瀬泰助という当時屈指の探偵なり。色白く
眼
(
まなこ
)
清
(
すず
)
しく、左の頬に三日月
形
(
なり
)
の
古創
(
ふるきず
)
あり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と神尾が、こうと言われて何となく胸を
圧
(
お
)
されるように思いました。ここで突然、駒井の名を聞くことは甘ったるいことではない。忘れていた
古創
(
ふるきず
)
が不意に痛み出して来たような思いで
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
彼は
癒
(
い
)
えきってしまった
古創
(
ふるきず
)
の
痕
(
あと
)
に触わられるような、心持ち
痛痒
(
いたがゆ
)
いような感じで、すっかり
巷
(
ちまた
)
の女になりきってしまって、悪くぶくぶくしている彼女の体を引っ張っているのが
物憂
(
ものう
)
かった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
古創(ふるきず)の例文をもっと
(5作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
創
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代
“古創”のふりがなが多い著者
中里介山
徳田秋声
林芙美子
泉鏡花