“字鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じきょう66.7%
じきやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窪は漢語でも水溜りの義で、クボは『字鏡じきょう』にも土凹どおうなりと記してある。すなわち小さな水田適地を意味する。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
此木花は梨のごとくて秋咲りとぞ豊後の人の言へる是なり、又和名抄本草云、売子木(賀波知佐乃木)字鏡じきょう売子木(河知左)と有りこれも相似たるものなるべし
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
右の字鏡じきやうありてのち二十年をて、源の順朝臣したがふあそんの作りたる和名類聚抄わみやうるゐじゆせうありき、是も字書じしよ也。元和の年間ころ那波道円なばだうゑん先生はじめて板本とせられたり。