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其譯
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そのわけ
ふりがな文庫
“
其譯
(
そのわけ
)” の例文
新字:
其訳
するぞ
而
(
し
)
て藤兵衞が
所持
(
しよぢ
)
の脇差を如何の譯で汝ぢが手に
入
(
いり
)
たるぞサア/\
其譯
(
そのわけ
)
白状すべしと
問詰
(
とひつめ
)
られて彌十は
苦痛
(
くつう
)
に
堪兼
(
たへかね
)
迚
(
とて
)
も免れぬ處と覺悟を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此度
(
このたび
)
の
改暦
(
かいれき
)
にても
其譯
(
そのわけ
)
を
知
(
し
)
らずして十二月の三日が正月の
元日
(
ぐわんじつ
)
になると
計
(
ばか
)
りいふて、
夢中
(
むちう
)
にこれを
聞
(
き
)
き
夢中
(
むちう
)
にこれを
傳
(
つた
)
へなば
實
(
じつ
)
に
驚
(
おどろ
)
くべき
事
(
こと
)
なれども、
平生
(
へいぜい
)
より
人
(
ひと
)
の
讀
(
よ
)
むべき
書物
(
しよもつ
)
を
讀
(
よ
)
み
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
それは
何
(
なん
)
ぞのお
間違
(
まちが
)
ひなるべし
私
(
わたくし
)
お
客樣
(
きやくさま
)
にお
懇親
(
ちかづき
)
はなし
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
よりお
供
(
とも
)
せしに
相違
(
さうゐ
)
は
無
(
な
)
けれど
車代
(
しやだい
)
賜
(
たまは
)
るより
外
(
ほか
)
に
御用
(
ごよう
)
ありとは
覺
(
おぼ
)
えず
其譯
(
そのわけ
)
仰
(
おほ
)
せられて
車代
(
しやだい
)
の
頂戴
(
ちやうだい
)
お
願
(
ねが
)
ひ
下
(
くだ
)
されたしと
一歩
(
いつぽ
)
も
動
(
うご
)
かんとせぬ
芳之助
(
よしのすけ
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御願
(
おねが
)
ひ申ますと其所を立去り夫より所々を回りて我家へ歸るや否や
親分
(
おやぶん
)
の方へ
行
(
ゆき
)
親分に御聞申ことがあると云ゆゑ長兵衞は何事ならんと
心配
(
しんぱい
)
して
其譯
(
そのわけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
盡
(
つく
)
させ
度
(
たく
)
私
(
わたく
)
しは
出家
(
しゆつけ
)
遁世
(
とんせい
)
の
身
(
み
)
故
(
ゆゑ
)
母や弟を
助
(
たす
)
け候事なれば
身命
(
しんめい
)
を
捨
(
すて
)
候ても
救
(
すく
)
はんと
存
(
ぞん
)
じ其盜賊なりと申
僞
(
いつは
)
り候其夜全くの盜賊は
迯去
(
にげさり
)
たり
其譯
(
そのわけ
)
は私事
母
(
はゝ
)
や弟を
尋
(
たづね
)
んと所々方々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
譯
部首:⾔
20画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後