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ししゃ
ふりがな文庫
“
使者
(
ししゃ
)” の例文
すると
新羅
(
しらぎ
)
の
使者
(
ししゃ
)
の中に
日羅
(
にちら
)
という
貴
(
とうと
)
い
坊
(
ぼう
)
さんがおりましたが、きたない
童
(
わらべ
)
たちの中に
太子
(
たいし
)
のおいでになるのを目ざとく
見付
(
みつ
)
けて
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「そうでした。頭のいやにでっかいやつの影でした。私は、地獄から、
閻魔
(
えんま
)
の
使者
(
ししゃ
)
として大入道が迎えに来たのかと思いました」
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
で、
三浦家
(
みうらけ
)
ではいつも
社殿
(
しゃでん
)
の
修理
(
しゅうり
)
その
他
(
た
)
に
心
(
こころ
)
をくばり、
又
(
また
)
お
祭
(
まつり
)
でも
催
(
もよお
)
される
場合
(
ばあい
)
には、
必
(
かなら
)
ず
使者
(
ししゃ
)
を
立
(
た
)
てて
幣帛
(
へいはく
)
を
献
(
ささ
)
げました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
諭吉
(
ゆきち
)
が
中心
(
ちゅうしん
)
となって、くすり
屋
(
や
)
にかけあう
手紙
(
てがみ
)
をかき、
使者
(
ししゃ
)
にいくのはだれ、おどかすのはだれ、と、それぞれの
役
(
やく
)
をきめて、かけあいにいきました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
徳川家
(
とくがわけ
)
の
使者
(
ししゃ
)
についてきた
侍
(
さむらい
)
、
横顔
(
よこがお
)
をさしのぞくのも
無礼
(
ぶれい
)
であるし、
疑念
(
ぎねん
)
のあるものをやすやすと、主君の前へ近づけるのはなおのこと
不安
(
ふあん
)
なはなし。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
主翁は今一応先刻の御話をと云うた。
似而非
(
えせ
)
使者
(
ししゃ
)
は、試験さるゝ学生の如く、真赤な嘘を真顔で繰り返えした。母者人は顔の筋一つ動かさず聴いて居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
時宜
(
じぎ
)
によればすぐにも
使者
(
ししゃ
)
をやって、よく聞きただしてみてもいいから、今夜一
晩
(
ばん
)
は不自由でもあろうが役場に
宿
(
とま
)
ってくれとのことであった。教員室には、教員が出たりはいったりしていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
何某
(
なにがし
)
の
御子息
(
ごしそく
)
、
何屋
(
なにや
)
の
若旦那
(
わかだんな
)
と、
水茶屋
(
みずちゃや
)
の
娘
(
むすめ
)
には、
勿体
(
もったい
)
ないくらいの
縁談
(
えんだん
)
も、これまでに五つや十ではなく、
中
(
なか
)
には
用人
(
ようにん
)
を
使者
(
ししゃ
)
に
立
(
た
)
てての、れッきとしたお
旗本
(
はたもと
)
からの
申込
(
もうしこ
)
みも二三は
数
(
かぞ
)
えられたが
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
と、
龍太郎
(
りゅうたろう
)
もうなずいて、他の者の
同意
(
どうい
)
をたしかめたうえ、けつぜんと、徳川がたの
使者
(
ししゃ
)
にこたえた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
使者
(
ししゃ
)
たちが
旅館
(
りょかん
)
に
泊
(
とま
)
っている
様子
(
ようす
)
を
見
(
み
)
ようとお
思
(
おも
)
いになって、
太子
(
たいし
)
はわざと
貧乏人
(
びんぼうにん
)
の
子供
(
こども
)
のようなぼろぼろなお
姿
(
すがた
)
で、
町
(
まち
)
の
子供
(
こども
)
たちの中に交じってお行きになりました。
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
それで見ると少年は、まだほんの十三、四
歳
(
さい
)
、それでいて
礼儀
(
れいぎ
)
ことばはまことに正しく、
裃
(
かみしも
)
にみじかい
刀
(
かたな
)
を二本
差
(
さ
)
しているすがたは、
夢
(
ゆめ
)
の国からきた
使者
(
ししゃ
)
のようである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
月 日
鹿島
(
かしま
)
の
使者
(
ししゃ
)
孤剣
(
こけん
)
飄客
(
ひょうかく
)
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鹿島
(
かしま
)
の
使者
(
ししゃ
)
孤剣
(
こけん
)
飄客
(
ひょうかく
)
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芍薬
(
しゃくやく
)
の
使者
(
ししゃ
)
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“使者”の解説
使者(ししゃ)とは、命令・依頼を受けて、それを伝達する者。特に戦国時代、上級者の書状と共に相手先に赴いた人物。
(出典:Wikipedia)
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“使者”で始まる語句
使者番
使者等
使者神
使者屋橋
使者神指杖