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何
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いか
ふりがな文庫
“
何
(
いか
)” の例文
将門
謹
(
つゝし
)
み
言
(
まを
)
す。
貴誨
(
きくわい
)
を
蒙
(
かうむ
)
らずして、星霜多く改まる、渇望の至り、
造次
(
ざうじ
)
に
何
(
いか
)
でか
言
(
まを
)
さん。伏して高察を賜はらば、恩幸なり恩幸なり。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
明
(
あけ
)
しに驚き
偵
(
さす
)
が
旅宿屋
(
やどや
)
の主人だけ
宵
(
よひ
)
に
斷
(
ことわ
)
りもなき客の
急
(
きふ
)
に出立せしは
何
(
いか
)
にも
不審
(
ふしん
)
なりとて彼の座敷を
改
(
あらた
)
めしに
變
(
かは
)
る事も
無
(
なけ
)
れば
隔
(
となり
)
座敷を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
年は十六なれども不圖見る處は一か二か、肩幅せばく顏小さく、目鼻だちはきり/\と利口らしけれど
何
(
いか
)
にも脊の低くければ人嘲けりて仇名はつけゝる。
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
泣き患へて
海邊
(
うみべた
)
にいましし時に、
鹽椎
(
しほつち
)
の神
四
來て問ひて曰はく、「
何
(
いか
)
にぞ
虚空津日高
(
そらつひこ
)
五
の泣き患へたまふ
所由
(
ゆゑ
)
は」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
木村重成ら決死の出陣に香で身を
燻
(
くん
)
じた人多く、甚だしきは
平定文
(
たいらのさだぶみ
)
容姿言語一時に冠絶し「人の妻娘
何
(
いか
)
に
況
(
いわん
)
や宮仕へ人は、この人に物いはれざるはなくぞありける」(『今昔物語』)。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
▼ もっと見る
何
(
いか
)
でかこの人に
不会
(
あは
)
では止まむと思ひ迷ける程に、平中
病付
(
やみつき
)
にけり。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
力草
(
ちからぐさ
)
漸々
(
やう/\
)
と山へ
這上
(
はひあが
)
りて見ば此は
何
(
いか
)
に山上は
大雪
(
おほゆき
)
にて一面の
銀世界
(
ぎんせかい
)
なり
方角
(
はうがく
)
はます/\見分がたく
衣類
(
いるゐ
)
には
氷柱
(
つらゝ
)
下
(
さが
)
り
汐
(
しほ
)
に
濡
(
ぬれ
)
し上を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
目鼻だちはきりきりと利口らしけれど
何
(
いか
)
にも
脊
(
せい
)
の低くければ人
嘲
(
あざ
)
けりて仇名はつけける。
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
見て赤川大膳は心中に驚き
見透
(
みすか
)
されては一大事と氣を
勵
(
はげ
)
まし
何
(
いか
)
に
山内
(
やまのうち
)
狂氣
(
きやうき
)
せしか上に
對
(
たい
)
し奉つり無禮の
過言
(
くわごん
)
いで
切捨
(
きりすて
)
んと立よりて刀の
柄
(
つか
)
に
手
(
て
)
を掛るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“何”の解説
何(か)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の21番目。
(出典:Wikipedia)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“何”を含む語句
何処
如何
何方
何故
何人
何時
何所
幾何
奈何
何樣
何程
何様
何日
何處
何事
如何様
何家
何分
何等
何者
...