“不会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あは50.0%
ふえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何（いか）でかこの人に不会（あは）では止まむと思ひ迷ける程に、平中病付（やみつき）にけり。
好色 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)
到底吾人味噌粕輩（みそかすはい）は申すに及ばず、斯道五流の大家と雖も倒退三千里で、畢竟（ひっきょう）百説（ひゃくせつ）不会（ふえ）只（ただ）識者（しきしゃ）の知に任せ、達者の用に委（まか）して、遥（はるか）に三拝九拝して退くより他に途（みち）はないのである。
謡曲黒白談 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)