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病付
ふりがな文庫
“病付”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やみつ
50.0%
やみつき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やみつ
(逆引き)
これが私の小説を書く
病付
(
やみつ
)
きで又「遊び」の皮切であったが、それも是も縁の無い事ではない。私の身では思想の皮一枚
剥
(
めく
)
れば、下は文心即淫心だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
若旦那柳絮はいつぞや
仲
(
なか
)
の
町
(
ちょう
)
の茶屋に開かれた
河東節
(
かとうぶし
)
のお
浚
(
さら
)
いから
病付
(
やみつ
)
きとなって、三日に上げぬ
廓通
(
くるわがよ
)
いの末はお
極
(
きま
)
りの
勘当
(
かんどう
)
となり、女の仕送りを受けて
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
病付(やみつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
やみつき
(逆引き)
只今申上げました三千円の
費消
(
つかひこみ
)
と申しますのは、
究竟
(
つまり
)
遊蕩
(
あそび
)
を致しました為に、店の金に手を着けましたところ、始の内はどうなり融通も
利
(
き
)
きましたので、それが
病付
(
やみつき
)
に成つて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
下谷へ来てから誘われて一度遊んだのが
病付
(
やみつき
)
で、其の
後
(
ご
)
はお前さん
処
(
とこ
)
の美代吉さんと私は隠れて遊んだ事もある、お前がそれが為に腹を立って私を寄せ付けんという事も知っています
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
病付(やみつき)の例文をもっと
(4作品)
見る
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“病”で始まる語句
病
病気
病人
病院
病氣
病臥
病床
病葉
病躯
病褥
“病付”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三遊亭円朝
二葉亭四迷
石川啄木
永井荷風
芥川竜之介