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病付
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やみつき
ふりがな文庫
“
病付
(
やみつき
)” の例文
只今申上げました三千円の
費消
(
つかひこみ
)
と申しますのは、
究竟
(
つまり
)
遊蕩
(
あそび
)
を致しました為に、店の金に手を着けましたところ、始の内はどうなり融通も
利
(
き
)
きましたので、それが
病付
(
やみつき
)
に成つて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
下谷へ来てから誘われて一度遊んだのが
病付
(
やみつき
)
で、其の
後
(
ご
)
はお前さん
処
(
とこ
)
の美代吉さんと私は隠れて遊んだ事もある、お前がそれが為に腹を立って私を寄せ付けんという事も知っています
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
いか
)
でかこの人に
不会
(
あは
)
では止まむと思ひ迷ける程に、平中
病付
(
やみつき
)
にけり。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何うやら
斯
(
こ
)
うやらやっているうち、時藏は
傷寒
(
しょうかん
)
を
煩
(
わずら
)
って死んでしまい、金はなくなって来た処から、ついふら/\と出来心で泥坊をやったが
病付
(
やみつき
)
となり、此の
間道
(
かんどう
)
はよく宇都宮の女郎を連れて
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“病”で始まる語句
病
病気
病人
病院
病氣
病臥
病床
病葉
病躯
病褥