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無類
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むるい
ふりがな文庫
“
無類
(
むるい
)” の例文
云えば
直
(
すぐ
)
に殺されるか、刺違えて
死兼
(
しにかね
)
ぬ忠義
無類
(
むるい
)
の
極
(
ごく
)
頑固
(
かたくな
)
な
老爺
(
おやじ
)
でございますから、これを
亡
(
な
)
いものにせんけりアなりません。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なぜかといえば、その
人選
(
じんせん
)
はとにかく、
争
(
あらそ
)
うべき
焦点
(
しょうてん
)
にはこちらになんの
相談
(
そうだん
)
もなく、こういう
無類
(
むるい
)
な
部門分
(
ぶもんわ
)
けをして、
勝手
(
かって
)
な
註文
(
ちゅうもん
)
をつけてきたのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これをいきなり
佃煮
(
つくだに
)
風にするのは、もったいない気がして、ちょいとやりきれないが、それをやりおおせるなら、その代わり
無類
(
むるい
)
のお茶漬けの
菜
(
さい
)
ができるわけだ。
車蝦の茶漬け
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
お
峯
(
みね
)
は三
之
(
の
)
助
(
すけ
)
を
抱
(
だ
)
きしめて、さてもさても
世間
(
せけん
)
に
無類
(
むるい
)
の
孝行
(
かう/\
)
、
大
(
おほ
)
がらとても
八歳
(
やつ
)
は
八歳
(
やつ
)
、
天秤
(
てんびん
)
肩
(
かた
)
にして
痛
(
いた
)
みはせぬか、
足
(
あし
)
に
草鞋
(
わらじ
)
くひは
出來
(
でき
)
ぬかや、
堪忍
(
かんにん
)
して
下
(
くだ
)
され
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
これと
申
(
もう
)
すも
皆
(
みな
)
神様
(
かみさま
)
の
御加護
(
ごかご
)
、お
蔭
(
かげ
)
で
他所
(
よそ
)
の
銀杏
(
いちょう
)
とは
異
(
こと
)
なり、
何年
(
なんねん
)
経
(
た
)
てど
枝
(
えだ
)
も
枯
(
か
)
れず、
幹
(
みき
)
も
朽
(
く
)
ちず、
日本国中
(
にほんこくじゅう
)
で
無類
(
むるい
)
の
神木
(
しんぼく
)
として、
今
(
いま
)
もこの
通
(
とお
)
り
栄
(
さか
)
えて
居
(
い
)
るような
次第
(
しだい
)
じゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
滝川
(
たきがわ
)
攻めにかかった
秀吉
(
ひでよし
)
は、あの
無類
(
むるい
)
な
根気
(
こんき
)
と、熱と、
智謀
(
ちぼう
)
をめぐらして、またたくうちに、
亀山城
(
かめやまじょう
)
をおとし、
国府
(
こう
)
の城をぬき、さらに敵の野陣や海べの軍船を
焼
(
や
)
きたてて、
一益
(
かずます
)
の本城
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と眼も何も泣き
腫
(
はら
)
して、
無類
(
むるい
)
の別嬪がしごきの
扮装
(
なり
)
で
家
(
うち
)
へ這入りました。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“無類”の意味
《名詞》
類無いこと。比べられるものがない。無比。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙