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ひさま
ふりがな文庫
“
日様
(
ひさま
)” の例文
旧字:
日樣
それは、お
日様
(
ひさま
)
が
温
(
あたたか
)
く
照
(
て
)
っているのを
見
(
み
)
たり、
雲雀
(
ひばり
)
の
歌
(
うた
)
を
聞
(
き
)
いたりして、もうあたりがすっかりきれいな
春
(
はる
)
になっているのを
知
(
し
)
りました。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
お
日様
(
ひさま
)
はもえる
宝石
(
ほうせき
)
のように
東
(
ひがし
)
の
空
(
そら
)
にかかり、あらんかぎりのかがやきを
悲
(
かな
)
しむ
母親
(
ははおや
)
の
木
(
き
)
と
旅
(
たび
)
にでた
子
(
こ
)
どもらとに
投
(
な
)
げておやりなさいました。
いちょうの実
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
お
日様
(
ひさま
)
が見られるわけである。だが、そのうちに、空いっぱいに
天井
(
てんじょう
)
を張ってしまっても、にんじんの頭は、かえってそのために締めつけられ、
額
(
ひたい
)
のへんへ喰い込むように思われる。彼は眼をつぶる。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
翌
(
あく
)
る
日
(
ひ
)
もいいお
天気
(
てんき
)
で、お
日様
(
ひさま
)
が
青
(
あお
)
い
牛蒡
(
ごぼう
)
の
葉
(
は
)
にきらきら
射
(
さ
)
してきました。そこで
母鳥
(
ははどり
)
は
子供達
(
こどもたち
)
をぞろぞろ
水際
(
みずぎわ
)
に
連
(
つ
)
れて
来
(
き
)
て、ポシャンと
跳
(
と
)
び
込
(
こ
)
みました。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「どうかご
免
(
めん
)
をねがいます。私は長くお
日様
(
ひさま
)
を見ますと
死
(
し
)
んでしまいますので」としきりにおわびをします。
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
ある
夕方
(
ゆうがた
)
の
事
(
こと
)
でした。ちょうどお
日様
(
ひさま
)
が
今
(
いま
)
、きらきらする
雲
(
くも
)
の
間
(
あいだ
)
に
隠
(
かく
)
れた
後
(
のち
)
、
水草
(
みずくさ
)
の
中
(
なか
)
から、それはそれはきれいな
鳥
(
とり
)
のたくさんの
群
(
むれ
)
が
飛
(
と
)
び
立
(
た
)
って
来
(
き
)
ました。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
野原を行ったり来たりひとりごとを
言
(
い
)
ったり、
笑
(
わら
)
ったりさまざまの
楽
(
たの
)
しいことを考えているうちに、もうお
日様
(
ひさま
)
が
砕
(
くだ
)
けた
鏡
(
かがみ
)
のように
樺
(
かば
)
の木の
向
(
む
)
こうに
落
(
お
)
ちましたので
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
お
日様
(
ひさま
)
があまり遠くなりました。もずが
飛
(
と
)
び立ちます。私はあなたにお
別
(
わか
)
れしなければなりません
めくらぶどうと虹
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
その木の下で、
一人
(
ひとり
)
の
子供
(
こども
)
の
影
(
かげ
)
が、
霧
(
きり
)
の
向
(
む
)
こうのお
日様
(
ひさま
)
をじっとながめて立っていました。
虹の絵の具皿:(十力の金剛石)
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“日”で始まる語句
日
日向
日本
日和
日光
日中
日々
日数
日暮
日毎