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文珠
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もんじゆ
ふりがな文庫
“
文珠
(
もんじゆ
)” の例文
山霊
(
さんれい
)
の
祟
(
たたり
)
にやあらん
忽
(
たちま
)
ち暴風雨を
起
(
おこ
)
して
進
(
すす
)
むを得ざらしむ、
唯
(
ただ
)
口碑
(
こうひ
)
の伝ふる所に
拠
(
よ
)
れは、百二十年以前に於て
利根水源
(
とねすゐげん
)
たる
文珠
(
もんじゆ
)
菩薩の
乳頭
(
にうたう
)
より
混々
(
こん/\
)
として出で
来
(
きた
)
り
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
鎭
(
しづ
)
め給へ
篤
(
とく
)
と御相談の手段も御座候ふべし
古語
(
こご
)
にも
遠
(
とほ
)
き
慮
(
おもんぱ
)
かりなきときは近き
憂
(
うれ
)
ひありと申すは
正
(
まさ
)
しく是なるべし
然
(
され
)
ども三人
寄
(
よる
)
時
(
とき
)
は
文珠
(
もんじゆ
)
の
智慧
(
ちゑ
)
此平左衞門左仲御
附
(
つき
)
申し
居
(
をる
)
中
(
うち
)
は御安心
成
(
なさ
)
れ能々御思案候べしと種々相談しける
中
(
うち
)
良
(
やゝ
)
半日餘りお島が雪の中に
縛
(
いまし
)
められ
身神
(
しんしん
)
ともに
冷凍
(
ひえこゞ
)
え
人心地
(
ひとごこち
)
もなき
體
(
てい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
只管
(
ひたすら
)
写真機械を
携
(
たづさ
)
へ来らざりしを
憾
(
うら
)
むのみ、
愈
(
いよ/\
)
溯れば
愈
(
いよ/\
)
奇にして山石皆凡ならず、右側の
奇峰
(
きばう
)
を
超
(
こ
)
へて
俯視
(
ふし
)
すれば、
豈図
(
あにはか
)
らんや
渓間
(
けいかん
)
の一丘上
文珠
(
もんじゆ
)
菩薩の
危坐
(
きざ
)
せるあり
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
三人
寄
(
よれ
)
ど
文珠
(
もんじゆ
)
さへ授けぬ
奸智
(
かんち
)
の
智慧袋
(
ちゑぶくろ
)
はたいた
底
(
そこ
)
の
破
(
やぶ
)
れかぶれ
爲術
(
せんすべ
)
盡
(
つき
)
し
荒仕事
(
あらしごと
)
娘に
逢
(
あは
)
すと悦ばせて
誘引
(
おびき
)
出すは斯々と忽ち
極
(
きま
)
る惡計に
獻
(
さし
)
つ
酬
(
さゝ
)
れつ飮みながらとは云ふものゝ
此
(
こ
)
の
幕
(
まく
)
は餘り
感心
(
かんしん
)
せぬ事成れば
姉御
(
あねご
)
と己と
鬮
(
くじ
)
にせんと
紙縷
(
こより
)
捻
(
ひね
)
つて差出せばお定は引て
莞爾
(
につこり
)
笑
(
わら
)
ひ
矢張
(
やつぱり
)
兄貴
(
あにき
)
が當り鬮と云はれて三次は
天窓
(
あたま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
窃
(
ひそ
)
かに人夫等の
相談
(
さうだん
)
するを聞けば皆
感歎
(
かんたん
)
し曰く、之れ
文珠
(
もんじゆ
)
菩薩の恩恵にして、世人未知の菩薩が探検一行によりて、世に
顕
(
あら
)
はれ出でんと欲するの
志
(
こころざし
)
は、一行をして日々晴天に
逢
(
あ
)
はしめ
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“文珠”で始まる語句
文珠菩薩
文珠師利
文珠楼
文珠屋佐吉
文珠堂
文珠岩
文珠様
文珠蘭
文珠閣
文珠師利菩薩