“文珠閣”の読み方と例文
読み方割合
もんじゅかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨と黒煙で、人影は、もやの夜の影法師ほどにしか見えない。ぬかるみには炎がうつっている。民家も焼けていれば、上野三十六坊も文珠閣もんじゅかくも炎をいているのだ。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)