“荒仕事”の読み方と例文
読み方割合
あらしごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも牛馬をって代起しろおこしや整地をするところでは、女性が稲を栽培するということは、ほとんと断念すべき荒仕事あらしごとであった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
とらんには刺殺さしころして物にせんか縊殺しめころしてくれんかと立たり居たりして見ても流石さすがに自分の居宅きよたくにて荒仕事あらしごと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
荒仕事あらしごとと山にはれきった者ばかり、手に手にたかのくちばしのように光る鉱石槌かなづちを持ち、木の根にひっかけ、がけによじ、清水しみず岩脈がんみゃくのかたちをさっして、それらしい所をさがしまわっているうちに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)