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荒仕事
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あらしごと
ふりがな文庫
“
荒仕事
(
あらしごと
)” の例文
その中でも牛馬を
飼
(
か
)
って
代起
(
しろおこ
)
しや整地をする
処
(
ところ
)
では、女性が稲を栽培するということは、ほとんと断念すべき
荒仕事
(
あらしごと
)
であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
取
(
とら
)
んには
刺殺
(
さしころ
)
して物にせんか
縊殺
(
しめころ
)
して
呉
(
くれ
)
んかと立たり居たりして見ても
流石
(
さすが
)
に自分の
居宅
(
きよたく
)
にて
荒仕事
(
あらしごと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
荒仕事
(
あらしごと
)
と山には
馴
(
な
)
れきった者ばかり、手に手に
鷹
(
たか
)
のくちばしのように光る
鉱石槌
(
かなづち
)
を持ち、木の根にひっかけ、
崖
(
がけ
)
によじ、
清水
(
しみず
)
と
岩脈
(
がんみゃく
)
のかたちをさっして、それらしい所をさがし
廻
(
まわ
)
っているうちに
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それよりも
地
(
じ
)
のよくつんだ
丈夫向
(
じょうぶむ
)
きの、ちっとやそっとの
荒仕事
(
あらしごと
)
では、すぐに糸が片寄ってしまわぬようなのを賞美したのだが、それでも女の子は
聴
(
き
)
いて知っているので
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
三人
寄
(
よれ
)
ど
文珠
(
もんじゆ
)
さへ授けぬ
奸智
(
かんち
)
の
智慧袋
(
ちゑぶくろ
)
はたいた
底
(
そこ
)
の
破
(
やぶ
)
れかぶれ
爲術
(
せんすべ
)
盡
(
つき
)
し
荒仕事
(
あらしごと
)
娘に
逢
(
あは
)
すと悦ばせて
誘引
(
おびき
)
出すは斯々と忽ち
極
(
きま
)
る惡計に
獻
(
さし
)
つ
酬
(
さゝ
)
れつ飮みながらとは云ふものゝ
此
(
こ
)
の
幕
(
まく
)
は餘り
感心
(
かんしん
)
せぬ事成れば
姉御
(
あねご
)
と己と
鬮
(
くじ
)
にせんと
紙縷
(
こより
)
捻
(
ひね
)
つて差出せばお定は引て
莞爾
(
につこり
)
笑
(
わら
)
ひ
矢張
(
やつぱり
)
兄貴
(
あにき
)
が當り鬮と云はれて三次は
天窓
(
あたま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒涼
荒寥
荒海
荒々
荒神
荒地