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危坐
ふりがな文庫
“危坐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かしこま
50.0%
きざ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしこま
(逆引き)
またこういう事も有る※前のように慾張ッた
談話
(
はなし
)
で両人は夢中になッている※お勢は退屈やら、手持
無沙汰
(
ぶさた
)
やら、いびつに坐りてみたり、
危坐
(
かしこま
)
ッてみたり。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お吉とも/″\
噴飯
(
ふきだ
)
して笑ひ、清吉昨夜は如何したか、と
嬲
(
なぶ
)
れば急に
危坐
(
かしこま
)
つて無茶苦茶に頭を下げ、つい御馳走になり過ぎて何時か知らず寝て仕舞ひました、姉御
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
危坐(かしこま)の例文をもっと
(3作品)
見る
きざ
(逆引き)
只管
(
ひたすら
)
写真機械を
携
(
たづさ
)
へ来らざりしを
憾
(
うら
)
むのみ、
愈
(
いよ/\
)
溯れば
愈
(
いよ/\
)
奇にして山石皆凡ならず、右側の
奇峰
(
きばう
)
を
超
(
こ
)
へて
俯視
(
ふし
)
すれば、
豈図
(
あにはか
)
らんや
渓間
(
けいかん
)
の一丘上
文珠
(
もんじゆ
)
菩薩の
危坐
(
きざ
)
せるあり
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
曰
(
いわ
)
く、丁晋公臨終前半月、
已
(
すで
)
に
食
(
くら
)
はず、
但
(
ただ
)
香を
焚
(
た
)
いて
危坐
(
きざ
)
し、黙して仏経を
誦
(
じゆ
)
す、沈香の
煎湯
(
せんたう
)
を以て
時々
(
じゞ
)
少許
(
せうきよ
)
を
呷
(
あふ
)
る、神識乱れず、衣冠を正し、
奄然
(
えんぜん
)
として化し去ると。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
危坐(きざ)の例文をもっと
(3作品)
見る
危
常用漢字
小6
部首:⼙
6画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“危”で始まる語句
危
危険
危惧
危篤
危殆
危險
危急
危難
危懼
危害
“危坐”のふりがなが多い著者
渡辺千吉郎
二葉亭四迷
幸田露伴
高浜虚子