トップ
>
危坐
>
かしこま
ふりがな文庫
“
危坐
(
かしこま
)” の例文
またこういう事も有る※前のように慾張ッた
談話
(
はなし
)
で両人は夢中になッている※お勢は退屈やら、手持
無沙汰
(
ぶさた
)
やら、いびつに坐りてみたり、
危坐
(
かしこま
)
ッてみたり。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お吉とも/″\
噴飯
(
ふきだ
)
して笑ひ、清吉昨夜は如何したか、と
嬲
(
なぶ
)
れば急に
危坐
(
かしこま
)
つて無茶苦茶に頭を下げ、つい御馳走になり過ぎて何時か知らず寝て仕舞ひました、姉御
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼方は固より闇の中に人あることを知らざれば、何に心を置くべくも無く、御仏の前に進み出でつ、
最
(
いと
)
謹
(
つゝし
)
ましげに
危坐
(
かしこま
)
りて、
数度
(
あまたゝび
)
合掌礼拝
(
がつしやうらいはい
)
なし、一心の誠を致すと見ゆ。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
危
常用漢字
小6
部首:⼙
6画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“危”で始まる語句
危
危険
危惧
危篤
危殆
危險
危急
危難
危懼
危害