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ふりがな文庫
“
凡
(
すべて
)” の例文
その時の構図は、
凡
(
すべて
)
けろりと忘れたようなあり様だが、
藕糸曼陀羅
(
ぐうしまんだら
)
には、結びつけようとはしては居なかったのではないかと思う。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
再
(
ふたゝび
)
荊棘
(
けいきよく
)
の
条
(
えだ
)
を
取
(
とり
)
香花
(
かうくわ
)
神前
(
しんぜん
)
に
挿
(
さしはさみ
)
供
(
くうず
)
。次に
集
(
あつま
)
る
各童
(
わらべども
)
手に木刀を
執
(
とり
)
途
(
みち
)
に
隊閙
(
たいだうし
)
、
凡
(
すべて
)
有婚
(
こんれいして
)
无子
(
こなき
)
の
婦
(
をんな
)
木刀を
将
(
もつ
)
て
遍身
(
へんしん
)
打之
(
これをうち
)
口に
荷花蘭蜜
(
こばらみ
)
と
舎
(
とな
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
渠は
凡
(
すべて
)
のものを蔑視したるなるべし、浄海も渠を怖れしめず、政権も渠を懸念せしめず、己れの本心も渠を
躊躇
(
ちうちよ
)
せしむるところなく、激発暴進
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「されど両親は其語れる事を
暁
(
さと
)
らず」と云ふのも恐らくは事実に近かつたであらう。けれども我々を動かすのは「其母これらの
凡
(
すべて
)
の事を心に
蔵
(
と
)
めぬ」
続西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
吾兄も年よればかくなり候を思召、とかく御
保重
(
ほぢゆう
)
専一に候。必々耳をとめて御きき可被下候。令郎がた次第に御成立推量仕候。
凡
(
すべて
)
令内様令郎二位へ宜奉願上候。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
イエス
答
(
こたえ
)
けるは人はパンのみにて
生
(
いく
)
るものにあらずただ神の口より
出
(
いづ
)
る
凡
(
すべて
)
の
言
(
ことば
)
に
因
(
よ
)
ると
録
(
しる
)
されたり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
種
(
たね
)
は
聖
(
せい
)
なり。これ
凡
(
すべて
)
なり、力なり、光なり、愛なり。
母
(旧字旧仮名)
/
アダ・ネグリ
(著)
ああああわが
凡
(
すべて
)
の
官能
(
くわんのう
)
は
盲
(
めし
)
ひんとして静かに光る。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
再
(
ふたゝび
)
荊棘
(
けいきよく
)
の
条
(
えだ
)
を
取
(
とり
)
香花
(
かうくわ
)
神前
(
しんぜん
)
に
挿
(
さしはさみ
)
供
(
くうず
)
。次に
集
(
あつま
)
る
各童
(
わらべども
)
手に木刀を
執
(
とり
)
途
(
みち
)
に
隊閙
(
たいだうし
)
、
凡
(
すべて
)
有婚
(
こんれいして
)
无子
(
こなき
)
の
婦
(
をんな
)
木刀を
将
(
もつ
)
て
遍身
(
へんしん
)
打之
(
これをうち
)
口に
荷花蘭蜜
(
こばらみ
)
と
舎
(
とな
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
が、
悉
(
ことごと
)
く所伝通り、
凡
(
すべて
)
慧心僧都以後の物ばかりと思われて、優れた作もありながら、何となく、気品や、風格において高い所が欠けているように感じられる。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
黒い
鴉
(
からす
)
につぶされて種の
凡
(
すべて
)
の
滅
(
き
)
ゆる音。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
大江
家
(
け
)
は 菅原家と
倶
(
とも
)
に
朝廷
(
てうてい
)
に
累世
(
だい/\
)
する
儒臣
(
じゆしん
)
なり。しかるに 菅神を
崇称
(
あがめたゝへ
)
たる事
件
(
くだん
)
の文の如し。
是以
(
こゝをもつて
)
凡
(
すべて
)
文道に
関
(
あづかる
)
者此 御神を
崇
(
あがめ
)
ざらんや、信ぜざらんや。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此時一度、
凡
(
すべて
)
、石城はとり毀たれたのである。ところが、其と時を同じくして、
疱瘡
(
もがさ
)
がはやり出した。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
大江
家
(
け
)
は 菅原家と
倶
(
とも
)
に
朝廷
(
てうてい
)
に
累世
(
だい/\
)
する
儒臣
(
じゆしん
)
なり。しかるに 菅神を
崇称
(
あがめたゝへ
)
たる事
件
(
くだん
)
の文の如し。
是以
(
こゝをもつて
)
凡
(
すべて
)
文道に
関
(
あづかる
)
者此 御神を
崇
(
あがめ
)
ざらんや、信ぜざらんや。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
金戒光明寺の
来迎図
(
らいごうず
)
は、唯の山の端を描いたばかりだし、其から後のものは、峰の分れて見えるのは、
凡
(
すべて
)
そこから道が通じて、聖衆が降って来るように描かれている。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
凡
(
すべて
)
神妙
(
じんめう
)
は
肉知
(
にくち
)
を以て
測
(
はかる
)
べからず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
凡
(
すべて
)
神妙
(
じんめう
)
は
肉知
(
にくち
)
を以て
測
(
はかる
)
べからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“凡”の解説
凡(ぼん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
“凡”を含む語句
大凡
凡人
凡百
凡庸
凡夫
凡河内
平凡
凡下
凡兆
凡慮
凡俗
凡情
凡物
凡々
凡有
凡川内
超凡
凡下放埒
凡事
非凡
...