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『前途なお』
ふりがな文庫
『
前途なお
(
ぜんとなお
)
』
金沢イエは私の父の浄瑠璃の弟子である。短い間であったが内弟子に来ていたこともあった。私は小学校の五年生位だった。イエはそのとき十五位だったろう。あれは稚児輪というのだろう、絵に見る牛若丸のような形の髪に結っていた。またそれがよく映った。色白 …
著者
小山清
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「表現 第二巻第三号」角川書店、1949(昭和24)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
先
(
さ
)
凝
(
じ
)
拙
(
つた
)
羨
(
うら
)
窃
(
ぬす
)
顰
(
しか
)
糊
(
こ
)
擲
(
なぐ
)
嘗
(
かつ
)
筧
(
かけい
)
欄
(
らん
)
硼酸
(
ほうさん
)
糺
(
ただ
)
籠
(
こも
)
箒
(
ほうき
)
窺
(
うかが
)
罅
(
ひび
)
硝子
(
ガラス
)
知己
(
ちき
)
瞠
(
みは
)
睨
(
にら
)
眉
(
まゆ
)
盃
(
さかずき
)
狼狽
(
ろうばい
)
袂
(
たもと
)
鼻白
(
はなじろ
)
闊達
(
かったつ
)
躯
(
からだ
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
赦
(
ゆる
)
質
(
たち
)
認
(
したた
)
許
(
もと
)
褒
(
ほ
)
結
(
ゆ
)
蒲団
(
ふとん
)
舐
(
な
)
聯想
(
れんそう
)
耽
(
ふけ
)
耄碌
(
もうろく
)
火傷
(
やけど
)
纏
(
まと
)
繃帯
(
ほうたい
)
囁
(
ささや
)
屁
(
へ
)
就
(
つ
)
学舎
(
まなびや
)
孔孟
(
こうもう
)
孔
(
あな
)
嫋々
(
じょうじょう
)
天狗
(
てんぐ
)
団欒
(
だんらん
)
廿三
(
にじゅうさん
)
嗚咽
(
おえつ
)
喝采
(
かっさい
)
咄嗟
(
とっさ
)
向島
(
むこうじま
)
可笑
(
おか
)
凌
(
しの
)
佇
(
たたず
)
云
(
い
)
毀
(
こわ
)
爾来
(
じらい
)
火照
(
ほて
)
一寸
(
ちょっと
)
漸
(
ようや
)
淋
(
さび
)
流石
(
さすが
)
河童
(
かっぱ
)
気儘
(
きまま
)
狎
(
な
)
枕許
(
まくらもと
)
擽
(
くすぐ
)
揶揄
(
やゆ
)
懶惰
(
らんだ
)
憑
(
つ
)
愚痴
(
ぐち
)
恍惚
(
こうこつ
)
心快
(
こころよ
)