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貴君
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きくん
ふりがな文庫
“
貴君
(
きくん
)” の例文
貴君
(
きくん
)
!
此
(
この
)
新造巡洋艦
(
しんざうじゆんやうかん
)
に「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」と
命名
(
めいめい
)
されたのは
全
(
まつた
)
く
君
(
きみ
)
の
想像
(
さうざう
)
の
如
(
ごと
)
く
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
紀念
(
きねん
)
の
爲
(
ため
)
と
云
(
い
)
つてもよいのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
乃
(
そこ
)
でペインに「小生も
貴君
(
きくん
)
と同様の事業を
企
(
くはだ
)
て居り候へども、貴君の
既
(
すで
)
に之を完成されたるは結構千万の儀にて、
先鞭
(
せんべん
)
の功は小生よりお譲り
可申
(
まうすべく
)
云々
(
うんぬん
)
」
リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
貴君
(
きくん
)
の云うとおりだ。もしも、帝都として防空演習を充分にやって置いたら、
昨夜
(
ゆうべ
)
のような空襲をうけても、あれほどの大事にはならなかったろう。火災も、もっと少かったろう。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
僕が君に
欺
(
あざむ
)
かれた訳ではあるまいが、これをこうすればあゝなる、この機械を
斯
(
こ
)
うすれば斯ういう
銭儲
(
ぜにもう
)
けがあると、
貴君
(
きくん
)
の
仰
(
おっし
)
ゃり方が
実
(
まこと
)
しやかで、誠に
智慧
(
ちえ
)
のある方の云うことだから
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『では、
貴君
(
きくん
)
は、
若
(
も
)
しや
我
(
わ
)
が
娚
(
おい
)
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
安否
(
あんぴ
)
を——。』と
言
(
い
)
ひかけて、
急
(
いそ
)
ぎ
艦尾
(
かんび
)
なる
濱島武文
(
はまじまたけぶみ
)
と
春枝夫人
(
はるえふじん
)
とに
眸
(
ひとみ
)
を
移
(
うつ
)
すと、
彼方
(
かなた
)
の
二人
(
ふたり
)
も
忽
(
たちま
)
ち
私
(
わたくし
)
の
姿
(
すがた
)
を
見付
(
みつ
)
けた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
拝啓
(
はいけい
)
益々
(
ます/\
)
御壮健
(
ごさうけん
)
奉慶賀候
(
けいがたてまつりさふらふ
)
、
随
(
したが
)
つて
貴君
(
きくん
)
御来京
(
ごらいきやう
)
の
趣
(
おもむき
)
に
御座候得共
(
ござさふらえども
)
、
実
(
じつ
)
は
御存
(
ごぞん
)
じの
通
(
とほ
)
り
御大喪
(
ごたいさう
)
にて、
当地
(
たうち
)
は普通の
家
(
いへ
)
にても
参列者
(
さんれつしや
)
のために
塞
(
ふさ
)
がり、
弊屋
(
へいをく
)
も
宿所
(
しゆくしよ
)
に
充
(
あ
)
てられ、
殊
(
こと
)
に
夜
(
よる
)
のもの
等
(
とう
)
も
之
(
こ
)
れなく
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
貴君
(
きくん
)
、
今
(
いま
)
本艦
(
ほんかん
)
水兵
(
すいへい
)
と
貴君
(
きくん
)
の
同伴者
(
どうはんしや
)
なる
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
との
談話
(
だんわ
)
によると、
貴君等
(
きくんら
)
は、
我
(
わ
)
が
最
(
もつと
)
も
親密
(
しんみつ
)
なる
海軍大佐櫻木重雄君
(
かいぐんたいささくらぎしげをくん
)
と
縁故
(
えんこ
)
の
人
(
ひと
)
の
樣
(
やう
)
に
思
(
おも
)
はれるが、
果
(
はた
)
して
左樣
(
さう
)
ですか。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“貴君”で始まる語句
貴君樣
貴君方
貴君等
貴君様