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へうげん
ふりがな文庫
“
表現
(
へうげん
)” の例文
氏の人生を見る
眼
(
め
)
は
直
(
たゞ
)
ちにその底に横はつてゐる
眞髓
(
しんずゐ
)
を
捉
(
とら
)
へてしまひます。そして、それを
最
(
もつと
)
も
充實
(
じうじゆつ
)
した意味の短かさを以て
表現
(
へうげん
)
します。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
羞恥
(
しうち
)
と
恐怖
(
きようふ
)
と
憤懣
(
ふんまん
)
との
情
(
じやう
)
を
沸
(
わか
)
したが
夫
(
それ
)
でも
薄弱
(
はくじやく
)
な
彼
(
かれ
)
は、それを
僻
(
ひが
)
んだ
目
(
め
)
に
表現
(
へうげん
)
して
逢
(
あ
)
ふ
人
(
ひと
)
毎
(
ごと
)
に
同情
(
どうじやう
)
してくれと
強
(
し
)
ふるが
如
(
ごと
)
く
見
(
み
)
えるのみであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
此
(
この
)
偉大
(
ゐだい
)
な
力
(
ちから
)
を
分解
(
ぶんかい
)
して
見
(
み
)
ると。一
方
(
ぽう
)
には
非常
(
ひぜう
)
な
誇張
(
こてう
)
と、一
方
(
ぽう
)
には
非常
(
ひぜう
)
な
省略
(
しやうりやく
)
がある。で、これより
各論
(
かくろん
)
に
入
(
い
)
つて
化物
(
ばけもの
)
の
表現
(
へうげん
)
即
(
すなは
)
ち
形式
(
けいしき
)
を
論
(
ろん
)
ずる
順序
(
じゆんじよ
)
であるか、
今
(
いま
)
は
其
(
その
)
暇
(
ひま
)
がない。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
ところが「和解」丈けは、氏としては珍らしい程の
長篇
(
ちやうへん
)
であり、亦、
構圖
(
こうづ
)
や
表現
(
へうげん
)
の點に多少の
難
(
なん
)
がある爲めに、それに就ていろ/\の
議論
(
ぎろん
)
を聞きました。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
彼等
(
かれら
)
の
各自
(
めい/\
)
が
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る
種々
(
いろ/\
)
な
隱
(
かく
)
れた
性情
(
せいじやう
)
が
薄闇
(
うすぐら
)
い
室
(
しつ
)
の
内
(
うち
)
にこつそりと
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つて
表現
(
へうげん
)
されて
居
(
ゐ
)
た。
女房
(
はようばう
)
の
言辭
(
ことば
)
は
悉皆
(
みんな
)
の
顏
(
かほ
)
を
唯
(
たゞ
)
驚愕
(
おどろき
)
の
表情
(
へうじやう
)
を
以
(
もつ
)
て
掩
(
おほ
)
はしめた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
主人公の心の
苦悶
(
くもん
)
に對する作者の
感情輸入
(
アインヒウルング
)
の
深
(
ふか
)
さは、張り切つた
弦
(
ゆづる
)
のやうに
緊張
(
きんぢやう
)
した
表現
(
へうげん
)
と相俟つて、作の
缺點
(
けつてん
)
を
感
(
かん
)
じる前に、それに對して
感嘆
(
かんたん
)
してしまひます。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
“表現”の解説
表現(ひょうげん、en: expression)とは、自分の感情や思想・意志などを形として残したり、態度や言語で示したりすることである。また、ある物体や事柄を別の言葉を用いて言い換えることなども表現という。
(出典:Wikipedia)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
現
常用漢字
小5
部首:⽟
11画
“表現”で始まる語句
表現形式
表現力