トップ
>
牛馬
>
ぎうば
ふりがな文庫
“
牛馬
(
ぎうば
)” の例文
わが
日頃
(
ひごろ
)
の
誓
(
ちかひ
)
に
反
(
そむ
)
くものなれば
仰
(
おほ
)
せなれども
御免下
(
ごめんくだ
)
されたし、
好
(
この
)
みてするものはなき
賤
(
いや
)
しき
業
(
わざ
)
の、わが身も
共々
(
とも/″\
)
に
牛馬
(
ぎうば
)
に
比
(
ひ
)
せらるゝを
耻
(
はぢ
)
ともせず
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
これを
泊
(
とま
)
り山といふ。(山にとまりゐて㕝をなすゆゑ也)さて夏秋にいたれば
積
(
つみ
)
おきたる
薪
(
たきゞ
)
も
乾
(
かわく
)
ゆゑ、
牛馬
(
ぎうば
)
を
駆
(
つか
)
ひて
薪
(
たきゞ
)
を家に
運
(
はこ
)
びて用にあつる也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
三十七
年
(
ねん
)
一
月
(
げつ
)
大雪
(
おほゆき
)
の
害
(
がい
)
と、
其
(
その
)
七月
(
しちぐわつ
)
疫疾
(
えきしつ
)
の
爲
(
ため
)
に、
牛馬
(
ぎうば
)
其
(
その
)
半
(
なかば
)
を
失
(
うしな
)
ひたるの
災厄
(
さいやく
)
あり。
其他
(
そのた
)
天災
(
てんさい
)
人害
(
じんがい
)
蝟集
(
ゐしふ
)
し
來
(
きた
)
り、
損害
(
そんがい
)
を
蒙
(
かうむ
)
る
事
(
こと
)
夥
(
おびたゞ
)
しく、
余
(
よ
)
が
心
(
こゝろ
)
を
惱
(
なやま
)
したる
事
(
こと
)
實
(
じつ
)
に
尠
(
すくな
)
からざるなり。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
牛馬
(
ぎうば
)
を驅りてをちこちに
軛
(
くびき
)
を轉じ進ましむ。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
と
大言
(
たいげん
)
吐
(
は
)
きし
昔
(
むかし
)
の
心
(
こゝろ
)
の
恥
(
はづ
)
かしさよ
誰
(
た
)
れが
好
(
この
)
んで
牛馬
(
ぎうば
)
の
代
(
かは
)
りに
油汗
(
あぶらあせ
)
ながし
塵埃
(
ぢんあい
)
の
中
(
なか
)
馳
(
は
)
せ
廻
(
めぐ
)
るものぞ
仕樣
(
しやう
)
模樣
(
もやう
)
の
竭
(
つ
)
きはてたればこそ
恥
(
はじ
)
も
外聞
(
ぐわいぶん
)
もなひまぜにからめて
捨
(
す
)
てた
身
(
み
)
のつまり
無念
(
むねん
)
も
殘念
(
ざんねん
)
も
饅頭笠
(
まんぢうがさ
)
のうちに
包
(
つゝ
)
みて
參
(
まゐ
)
りませうと
聲
(
こゑ
)
低
(
びく
)
に
勸
(
すゝ
)
める
心
(
こゝろ
)
いらぬとばかりもぎだうに
過
(
す
)
ぎ
行
(
ゆ
)
く
人
(
ひと
)
それはまだしもなりうるさいは
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“牛馬”の意味
《名詞》
牛と馬。
(出典:Wiktionary)
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“牛馬”で始まる語句
牛馬問
牛馬舎