“天災”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんさい80.0%
フォルス・マジョール20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十七ねんげつ大雪おほゆきがいと、その七月しちぐわつ疫疾えきしつために、牛馬ぎうばそのなかばうしなひたるの災厄さいやくあり。其他そのた天災てんさい人害じんがい蝟集ゐしふきたり、損害そんがいかうむことおびたゞしく、こゝろなやましたることじつすくなからざるなり。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
そこであるとき天羅国てんらこくにいろいろと天災てんさいがおこって人民じんみんこまっていると、わたしは班足王はんそくおうにすすめて、これはおはかかみのたたりですから、これから毎日まいにちにんずつ人のくびって
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
だがね、飢饉はなるほど、天災フォルス・マジョールだが、しかも繰返される可能性のあるフォルス・マジョールなんだよ。そこで科学といふものが物を言ひだす。
灰色の眼の女 (新字旧仮名) / 神西清(著)