“てんさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天才35.7%
天際17.9%
天災14.3%
甜菜14.3%
天賽3.6%
天骰子3.6%
恬斎3.6%
添菜3.6%
轉載3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ一つわからないことは、最後さいご興行こうぎょうのとき、どこかの夫人ふじん天才てんさいだと言っておどろいたこと、それからガロフォリがむかしの名前をどうとか言いだして、かれをおどしたことであった。
そして、いまでは天才てんさいびわ法師ほうしとしてだれでもその名を知っているようになりました。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
だいりう以下いかであるが、天才てんさいいたつてはまつたならぶものがないので
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
前夜ぜんやあめはれそら薄雲うすぐも隙間あひまから日影ひかげもれてはるものゝ梅雨つゆどきあらそはれず、天際てんさいおも雨雲あまぐもおほママかさなつてた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
バチルスを発見すると否とはさまで吾人の人生に関与する所なしといへども、要するに、問題と秘密とは、図書館の中にあらず、浩蕩かうたう天際てんさいに存せずして、かへつて吾人の日常生活の間に畳々として現在せり。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
じつは天災てんさいというのもわたしがじゅつをつかってさせたのですが、おうはこれをらないものですから、わたしのいうとおりに、毎日まいにちつみのない人民じんみんを十にんずつころして、千にんくびをまつりました。
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
あし分船わけぶねのさはりおほなればこそおやにゆるされにゆるされかれねがこれひよしや魔神ましんのうかゞへばとてぬばたまかみ一筋ひとすぢさしはさむべきひまえぬをもし此縁このゑにしむすばれずとせばそは天災てんさい地變ちへんか。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
次には、甜菜てんさいの畑と耕耘こううん地との広々とした中に出た。
一匹の猟犬が、地面に鼻をすれすれにして、甜菜てんさいの畑の中を駆け回っていた。
おえねえ頓痴奇とんちきだ、坊主ぼうずけえりの田舎漢いなかものの癖に相場そうば天賽てんさいも気がつええ、あれでもやっぱり取られるつもりじゃあねえうち可笑おかしい。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
実は過日こねえだうちを出てから、もうとても今じゃあ真当ほんとの事アやってるがねえからてめえに算段させたんで、合百ごうひゃくも遣りゃあ天骰子てんさいもやる、花も引きゃあ樗蒲一ちょぼいちもやる、抜目ぬけめなくチーハも買う富籤とみも買う。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
〔註〕松陰の父百合之助常道、恬斎てんさいと号す、家貧にして勤倹の家風の中に成長せり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
私は昼の食堂で、カレー汁の外に、白飯に交ぜる添菜てんさいが十二三種もオードゥブル式に区分け皿に盛られているのを、盛装した馬来人マレイじんのボーイに差出されて、まず食慾がおびえてしまったことを語った。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
電光艇でんくわうてい本島ほんたう出發しゆつぱつして、二船にせんそのしま會合くわいがふし、凖備じゆんび藥液やくえきをば電光艇でんくわうてい轉載てんさいして