“てんさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天才36.7%
甜菜16.7%
天際16.7%
天災13.3%
天賽3.3%
天骰子3.3%
恬斎3.3%
添菜3.3%
轉載3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、どうして、その石の持ち方が、あれでもなかなかむずかしいんでね、だから、だれだかいいましたよ、蛾次は石投げの天才(てんさい)だってね
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして是非濃厚な甘味がほしければ南瓜(かぼちゃ)か甜菜(てんさい)から良い糖蜜がつくれることを実験して発見した。
バチルスを発見すると否とはさまで吾人の人生に関与する所なしと雖(いへ)ども、要するに、問題と秘密とは、図書館の中にあらず、浩蕩(かうたう)の天際(てんさい)に存せずして
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
そこである時(とき)天羅国(てんらこく)にいろいろと天災(てんさい)がおこって人民(じんみん)が困(こま)っていると、わたしは班足王(はんそくおう)にすすめて、これはお墓(はか)の神(かみ)のたたりですから、これから毎日(まいにち)十人(にん)ずつ人の首(くび)を切(き)って
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
おえねえ頓痴奇(とんちき)だ、坊主(ぼうず)ッ返(けえ)りの田舎漢(いなかもの)の癖に相場(そうば)も天賽(てんさい)も気が強(つえ)え、あれでもやっぱり取られるつもりじゃあねえ中(うち)が可笑(おかし)い。ハハハ、いい業(ごう)ざらしだ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
実は過日(こねえだ)家(うち)を出てから、もうとても今じゃあ真当(ほんと)の事ア遣(やっ)てる間(ま)がねえから汝(てめえ)に算段させたんで、合百(ごうひゃく)も遣りゃあ天骰子(てんさい)もやる、花も引きゃあ樗蒲一(ちょぼいち)もやる、抜目(ぬけめ)なくチーハも買う富籤(とみ)も買う。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
〔註〕松陰の父百合之助常道、恬斎(てんさい)と号す、家貧にして勤倹の家風の中に成長せり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
私は昼の食堂で、カレー汁の外に、白飯に交ぜる添菜(てんさい)が十二三種もオードゥブル式に区分け皿に盛られているのを、盛装した馬来人(マレイじん)のボーイに差出されて、まず食慾が怯(おび)えてしまったことを語った。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
其(その)運送船(うんさうせん)が丁度(ちやうど)橄欖島(かんらんたう)に到着(たうちやく)する頃(ころ)、我(わ)が電光艇(でんくわうてい)も亦(ま)た本島(ほんたう)を出發(しゆつぱつ)して、二船(にせん)其(その)島(しま)に會合(くわいがふ)し、凖備(じゆんび)の藥液(やくえき)をば電光艇(でんくわうてい)に轉載(てんさい)して、それより日本(につぽん)に歸(かへ)らんとの計畫(けいくわく)です。