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油汗
ふりがな文庫
“油汗”の読み方と例文
読み方
割合
あぶらあせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらあせ
(逆引き)
耳は火のようにほてり、
鼓動
(
)
は高鳴り、
電鍵
(
)
を握る
指端
(
)
にはいつの間にかシットリと
油汗
(
)
が
滲
(
)
み出ていました。
壊れたバリコン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼の郷里熊本などは、
昼間
(
)
は百度近い暑さで、夜も
油汗
(
)
が流れてやまぬ程
蒸暑
(
)
い夜が少くない。
蒲団
(
)
なンか滅多に敷かず、
蓙
(
)
一枚で、真裸に寝たものだ。
此様
(
)
でも困る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
品子は、全身
油汗
(
)
にまみれて、恐る恐る寝返りをした。そして、庭に面したガラス窓を見た。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
油汗(あぶらあせ)の例文をもっと
(11作品)
見る
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
汗
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“油”で始まる語句
油
油揚
油断
油然
油壺
油画
油蝉
油斷
油火
油単
“油汗”のふりがなが多い著者
田中英光
徳冨蘆花
樋口一葉
海野十三
江戸川乱歩
織田作之助
宮沢賢治