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前後左右
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ぜんごさゆう
ふりがな文庫
“
前後左右
(
ぜんごさゆう
)” の例文
萬歳
(
ばんざい
)
は
難有
(
ありがた
)
いが、
鬼
(
おに
)
とも
組
(
く
)
まんず
荒男
(
あらくれをとこ
)
が、
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
からヤンヤヤンヤと
揉上
(
もみあ
)
げるので、
其
(
その
)
苦
(
くる
)
しさ、
私
(
わたくし
)
は
呼吸
(
いき
)
が
止
(
と
)
まるかと
思
(
おも
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
軒端
(
のきば
)
に
立
(
た
)
つ
蚊柱
(
かばしら
)
のように、どこからともなく
集
(
あつ
)
まって
来
(
き
)
た
子供
(
こども
)
の
群
(
むれ
)
は、
土平
(
どへい
)
の
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
をおッ
取
(
と
)
り
巻
(
ま
)
いて、
買
(
か
)
うも
買
(
か
)
わぬも一
様
(
よう
)
にわッわッと
囃
(
はや
)
したてる
賑
(
にぎ
)
やかさ、
長屋
(
ながや
)
の
井戸端
(
いどばた
)
で
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
からその
品物
(
しなもの
)
を
見
(
み
)
ることの
出來
(
でき
)
るのは
實
(
じつ
)
に
便利
(
べんり
)
な
仕掛
(
しか
)
けではありませんか。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
に
係累者
(
けいるいしゃ
)
はまといついてる。なにをひとつするにも、自分のみを
標準
(
ひょうじゅん
)
として動くことはできぬ。とうてい
社会組織
(
しゃかいそしき
)
上の一
分子
(
ぶんし
)
であるから、いかなる
場合
(
ばあい
)
にも
絶対
(
ぜったい
)
単独
(
たんどく
)
の
行動
(
こうどう
)
はゆるされない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
大佐
(
たいさ
)
は
笑
(
わら
)
ひながら
徐
(
しづ
)
かに
歩
(
あゆ
)
み
出
(
だ
)
すと、
一同
(
いちどう
)
は
吾等
(
われら
)
の
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
を
取卷
(
とりま
)
いて、
家路
(
いへぢ
)
に
迎
(
むか
)
ふ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
『
此處
(
こゝ
)
です。』と
一言
(
いちごん
)
を
殘
(
のこ
)
して、
先
(
ま
)
づ
鐵門
(
てつもん
)
を
窬
(
くゞ
)
つた、
私
(
わたくし
)
もつゞいて
其
(
その
)
中
(
なか
)
に
入
(
い
)
ると、
忽
(
たちま
)
ち
見
(
み
)
る、
此處
(
こゝ
)
は、
四方
(
しほう
)
數百
(
すうひやく
)
間
(
けん
)
の
大洞窟
(
おほほらあな
)
で、
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
は
削
(
けづ
)
つた
樣
(
やう
)
な
巖石
(
がんぜき
)
に
圍
(
かこ
)
まれ、
上部
(
じやうぶ
)
には
天窓
(
てんまど
)
のやうな
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
“前後”で始まる語句
前後
前後不覚
前後上下
前後不揃
前後不覺
前後夢中
前後忘却
前後漢書
前後疾走
前後の文章