“ぶんしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分署50.0%
文書50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らつたうへうしてひまつぶして、おまけに分署ぶんしよおこられたりなにつかすんぢや、こんなつまんねえこたあ滅多めつたありあんせんかんね
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
分署ぶんしよまへとほり……せはしい電車でんしやベル……
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つぎやうや主人しゆじんかへつた。巡査じゆんさはなしをしてたがときはもう被害者ひがいしやからの申報書しんぱうしよ分署ぶんしよ提出ていしゆつされてあつたのでさら分署長ぶんしよちやう懇請こんせいしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうもわし分署ぶんしよへなんぞんな、なんぼにもでがすかんね、屹度きつとおこられんでがすからはあ」とのみいふのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ゾオラが偶々たま/\醜悪しうあくのまゝをうつせば青筋あをすじ出して不道徳ふだうとく文書ぶんしよなりとのゝしわめく事さりとは野暮やぼあまりに業々げふ/\しき振舞ふるまひなり。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
堀は不安らしい目附めつきをして、二つの文書ぶんしよをあちこち見競みくらべた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
東京とうきやうの或る固執派オルソドキシカー教会けうくわいぞくする女学校ぢよがつかう教師けうし曾我物語そがものがたり挿画さしゑ男女なんによあるを猥褻わいせつ文書ぶんしよなりとんだ感違かんちがひして炉中ろちう投込なげこみしといふ一ツばなし近頃ちかごろ笑止せうしかぎりなれど
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)