分署ぶんしよ)” の例文
らつたうへうしてひまつぶして、おまけに分署ぶんしよおこられたりなにつかすんぢや、こんなつまんねえこたあ滅多めつたありあんせんかんね
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
分署ぶんしよまへとほり……せはしい電車でんしやベル……
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つぎやうや主人しゆじんかへつた。巡査じゆんさはなしをしてたがときはもう被害者ひがいしやからの申報書しんぱうしよ分署ぶんしよ提出ていしゆつされてあつたのでさら分署長ぶんしよちやう懇請こんせいしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうもわし分署ぶんしよへなんぞんな、なんぼにもでがすかんね、屹度きつとおこられんでがすからはあ」とのみいふのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)