“にせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ニセ
語句割合
42.5%
37.5%
9.4%
二世6.3%
贋造1.9%
0.6%
似而非0.6%
0.6%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文明の悪風く日本の奥までも吹き込んで、時々この辺に来る高慢な洋人輩や、軽薄な都人士等の悪感化を受けたもあろう。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
私はこののユアンに見送られて車に乗ったのであったが、似ているとか似ていないとか、そんなことは言うだけ愚かなことであった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
編者未だ識別することざれどしてならしめば吉宗ぬしが賢明なるは言計りもなくとして其のするは之奉行職の本分なれば僞者の天一坊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
二世りとにさえ出ている夫は、二重にも三重にも可愛がってくれるだろう、また可愛がって下さるよと受合われて、住み馴れたを今日限りと出た。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
富岡鉄斎の画を持合せてゐる男が鉄斎の画には随分贋造が多いと聞いて、鑑定書を添へて置いたら、売物に出す時に便利だらうと思つて、子息の謙蔵さんのにそれを持ち込んだ事があつた。
付込役人と相成三吉小猿を目明となし私儀は御役人のにて夫婦を召捕金子三十七兩を出させ其場を見遁申候其後十二月初旬手下の者を原澤村の名主方迄樣子
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
流し大岡殿の仁心を感じけり又大岡殿には其中に役人をせし盜賊を吟味せんと所々探索を申付られけり扨又彼の雲切仁左衞門肥前の小猿向ふ見ずの三吉の三人は役人となりて原澤村の名主始めを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
白根の山ふところの奈良田の温泉で、似而非の役人を一槍の下に縫いつけたのは、さのみ恨みの残るべきことではありません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
落語家万事、紫、江戸紫、古代紫、紫、紫、むらさきのこと——芸の落ちゆく最後のお城、御本丸は、ついに「紫」以外の何物でもない、ないのだ。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
侍女二 錦襴の服を着けて、青い頭巾りました、立派な玉商人の売りますものも、が多いそうにございます。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)