“にて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
似而50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年五十二三歳であるが、重明とはにてもつかない、でっぷり肥った赤ら顔の、前額まえびたいが少し禿げ上って、見るから好色そうな男だった。
第一この制度の強制的存在のために、家族生活の神聖は、似而にてなる家族の交雑によって著しく汚される。愛なき男女の結合を強制することは、そのまま生活の堕落である。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)