“似而”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えせ50.0%
にて50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賢しらの似而えせ文学者どもが、いかに揶揄やゆしようとも、僕はかかる言葉に打たれる。
二十歳のエチュード (新字新仮名) / 原口統三(著)
第一この制度の強制的存在のために、家族生活の神聖は、似而にてなる家族の交雑によって著しく汚される。愛なき男女の結合を強制することは、そのまま生活の堕落である。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)