“訐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あば94.4%
けつ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私もその主人がダージリンにおける身持ちの悪い事を知って居りますから彼は私の事をあばいて害を加えるような事もようしなかったです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
青年共産党の委員会で作つた調査は、それ等の学校の悲惨をあばいた。其の報告はペトログラアドで一九二〇年五月のプラウダに発表された。
死んだ魂 (新字旧仮名) / エマ・ゴールドマン(著)
一はその下僚の温良にして民に近き能吏のうり多く、他は精刻苛佻かちょうややもすればけつ以て直となし、察以て明となす酷吏こくり多し。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)