“贋造(にせ)” の例文
ところが、その二千円の金はわたしの手に入らないばかりか、さっきのお話ではどうやら贋造(にせ)で、西村はそれをわたしに掴(つか)ませて、贋造紙幣行使でわたしを罪に陥れようとしたらしいです。
富岡鉄斎の画を持合せてゐる男が鉄斎の画には随分贋造(にせ)が多いと聞いて、鑑定書(かんていがき)を添へて置いたら、売物に出す時に便利だらうと思つて、子息(むすこ)の謙蔵さんの許(もと)にそれを持ち込んだ事があつた。
「本物の大きいやつだ、贋造(にせ)じゃないや。」