“しつこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執拗64.3%
執念17.8%
執濃4.7%
小便1.6%
尿1.6%
濃厚1.6%
1.6%
執固0.8%
執抛0.8%
執着0.8%
0.8%
湿濃0.8%
漆濃0.8%
漆膠0.8%
煩耨0.8%
疾呼0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私、今夜はお詫びに来たの。実際、根も葉もない怨みを、執拗く思い詰めていて、今まで、私、ほんとうに悪かったと思いますわ」
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
若い放浪者はドン河に添うて矢張り疲労れた足どりで何処までも何処までも歩いて行く。そして其顔には恐怖と憂鬱が執念く巣食っているのであった。
死の復讐 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
最前と同じ執濃い大年増の匂ひが、鼻をもぎ取るほどに、ぷんとした。この家内はよく間男といふ惡い事をするといふことが、幼い自分の耳にも入つてゐた。
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
可愛いいちんぽこから小便が出る。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ところでまだその年齢が自分の片手の指の数しかない、兄の方が、ある時過つて畳の上にお尿を洩らした。
神童の死 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
に、奥様が癇癪を起した時なぞは、「ちょッ、貴方のように濃厚い方はありゃしない」と言って、ぷいと立って行って御了いなさることも有ました。奥様の癇癪の起きた日はに知れます。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
く冗談をわれたり、躯へられでもしたりすると、客のほうで消えてしまいたくなるほど辛辣な言葉で、てきびしく容赦なくやりこめた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「ウム。いろんなことを執固く聞いては、それを焼き焼きしたねえ。それでもあの年三月を持って、半歳ばかりそうであった、が秋になって、蒲生さんの借家に行った時分から止んだねえ」
雪の日 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
わななく二つのが白刃を潜って執抛く附きうには、半沢良平もく持て余しました。千代之助とんな関係まで進んで居るかは知りませんが、この咲き匂うような美しい娘。
百唇の譜 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「まあさ、お聞きなね。深切だといえば深切だが、どちらかといえば執着いのだわ。かいつまんで話すがね、ちょいと聞賃をあげるから。」
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
山の上では、また或る日麦藁き始めた。彼は暇をみて病室を出るとその火元の畠の方へいってみた。すると、青草の中で、いでいた若者が彼を仰いだ。
花園の思想 (新字新仮名) / 横光利一(著)
夫でお前は殺しても露見しまいと思ッたのか藻「はい思いました」あゝ目科は何故湿濃く問うなるや
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
店先の袢天著は取付き易いが、わけのわからぬことをくどくど喋舌り、漆濃く絡みつく奴が少くない。彼等は人の手許をじろりと見たがる癖がある。
孔乙己 (新字新仮名) / 魯迅(著)
漆膠くて困ると御迷惑してゐらつしやるほど、承知を遊ばしておのでは御座いませんか
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
やかましい父が見張っている時でさえ、そのを盗んでわりついた者が、今日からはどんなに煩耨く纏うて来るだろうと云う恐れが、の頭に充満になっておりました。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「誰を探偵だと云ふのか、菱川君」と松本は疾呼大声
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)