“かいごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
会合22.2%
邂逅22.2%
快豪11.1%
懐劫11.1%
會合11.1%
海豪11.1%
開合11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論もちろんわたしなどはどこへつてもおしほうであつた。日本人にほんじん会合かいごうでも話題わだいきわめて貧弱ひんじやくほうといはなければならなかつた。しかしれるやうなこともなかつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
なん御覽ごらんじてなんとおうらみなさるべきにやぎしゆき邂逅かいごうふたつなき貞心ていしんうれしきぞとてホロリとしたまひしなみだかほいまさきのこるやうなりさりながらおもこゝろ幽冥ゆうめいさかひにまではつうずまじきにや無情つれなかなしく引止ひきとめられしいのち
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
大岡さまの前へ出て、これだけのしたい三昧ざんまい……巷の一快豪かいごう蒲生泰軒とはそも何者?
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
学ぶものである。懐劫かいごうが到来して、天地が分崩するとは、誰が予期したろうか。……今さいわいにして、天にまします神にお出会いしましたが、蟻の命を助けたまえ、また仙……仙薬を
不周山 (新字新仮名) / 魯迅(著)
このとき大學だいがく其他そのた官衙かんがにゐた内外ないがい達識たつしき相會あひかいして、二週間目にしゆうかんめには日本地震學會につぽんぢしんがつかい組織そしきし、つゞいて毎月まいげつ會合かいごう有益ゆうえき研究けんきゆう結果けつか發表はつぴようしたが、創立そうりつ數箇月すうかげつのち
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
日本の海豪かいごう小豆島紋太夫と、同盟の相談をしようものと、往復二日の予定をもってドームの露営地を出発したところ、不案内の蛮地であったがため予想外に日数がかかり
「ち」「つ」「ぢ」「づ」の音は変化したけれども、まだ「ぢ」「づ」と「じ」「ず」とは混同するに至らず、oの長音になったものも、なお開合かいごうの別は保たれていたのである。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)