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おぼろげ
ふりがな文庫
“おぼろげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
朧気
88.0%
朧氣
7.0%
朦朧
1.0%
朦気
1.0%
朧
1.0%
朧朦気
1.0%
朧朦氣
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朧気
(逆引き)
私はこの月に本能の尊重を知り、宇宙の真の運命と云うものはどう云うものであるかと云う事が
朧気
(
おぼろげ
)
ながら分ったことを有がたく思う。
日記:03 一九一六年(大正五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
おぼろげ(朧気)の例文をもっと
(50作品+)
見る
朧氣
(逆引き)
暫しが
間
(
あひだ
)
預
(
あづか
)
り呉よと言けるに爰の
主個
(
あるじ
)
も此話しは
朧氣
(
おぼろげ
)
ながら聞ゐたれば
斯
(
かく
)
即座
(
そくざ
)
に
落着
(
らくちやく
)
せしを喜び
少
(
すこし
)
も
異議
(
いぎ
)
はあらずして三
個
(
にん
)
を奧の座敷へ通しぬ扨忠兵衞は和吉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
おぼろげ(朧氣)の例文をもっと
(7作品)
見る
朦朧
(逆引き)
朦朧
(
おぼろげ
)
ながらあの小諸の向町に居た頃のことを思出した。移住する前に死んだ母親のことなぞを思出した。『我は穢多なり』——あゝ、どんなに是一句が丑松の若い心を
掻乱
(
かきみだ
)
したらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
楽しい
追憶
(
おもひで
)
の情は、唐人笛の音を聞くと同時に、丑松の胸の中に
湧上
(
わきあが
)
つて来た。
朦朧
(
おぼろげ
)
ながら丑松は幼いお妻の
俤
(
おもかげ
)
を忘れずに居る。はじめて自分の眼に映つた
少女
(
をとめ
)
の愛らしさを忘れずに居る。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
おぼろげ(朦朧)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
朦気
(逆引き)
大罪人である事が今ははっきり自分に判って来た。罰せられるであろうと云う事も
朦気
(
おぼろげ
)
乍ら判って来た。夫れは諦めなければならないものであった。
偽刑事
(新字新仮名)
/
川田功
(著)
おぼろげ(朦気)の例文をもっと
(1作品)
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朧
(逆引き)
かく近づいた
跫音
(
あしおと
)
は、
件
(
くだん
)
の紫の傘を
小楯
(
こだて
)
に、土手へかけて
悠然
(
ゆうぜん
)
と
朧
(
おぼろげ
)
に投げた、
艶
(
えん
)
にして
凄
(
すご
)
い
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
に、
小波
(
さざなみ
)
寄する
微
(
かすか
)
な響きさえ与えなかったにもかかわらず、こなたは一ツ
胴震
(
どうぶる
)
いをして、
立直
(
たちなお
)
って
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おぼろげ(朧)の例文をもっと
(1作品)
見る
朧朦気
(逆引き)
その
有耶無耶
(
うやむや
)
になった
脳裡
(
のうり
)
に、なお
朧朦気
(
おぼろげ
)
に
見
(
み
)
た、
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
に
輝
(
てら
)
し
出
(
だ
)
されたる、
黒
(
くろ
)
い
影
(
かげ
)
のようなこの
室
(
へや
)
の
人々
(
ひとびと
)
こそ、
何年
(
なんねん
)
と
云
(
い
)
うことは
無
(
な
)
く、かかる
憂目
(
うきめ
)
に
遭
(
あ
)
わされつつありしかと
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
おぼろげ(朧朦気)の例文をもっと
(1作品)
見る
朧朦氣
(逆引き)
其有耶無耶
(
そのうやむや
)
になつた
腦裏
(
なうり
)
に、
猶
(
なほ
)
朧朦氣
(
おぼろげ
)
に
見
(
み
)
た、
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
に
輝
(
てら
)
し
出
(
だ
)
されたる、
黒
(
くろ
)
い
影
(
かげ
)
のやうな
此
(
こ
)
の
室
(
へや
)
の
人々
(
ひと/″\
)
こそ、
何年
(
なんねん
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
く、
恁
(
かゝ
)
る
憂目
(
うきめ
)
に
遭
(
あ
)
はされつゝ
有
(
あ
)
りしかと
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
おぼろげ(朧朦氣)の例文をもっと
(1作品)
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