“まうろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
朦朧100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎(うさぎ)は躍(をど)つて、仰向(あふむ)けざまに身(み)を飜(ひるがへ)し、妖気(えうき)を籠(こ)めて朦朧(まうろう)とした月(つき)あかりに、前足(まへあし)の間(あひだ)に膚(はだ)が挟(はさま)つたと思(おも)ふと、衣(きぬ)を脱(はづ)して掻取(かいと)りながら下腹(したばら)を衝(つ)と潜(くゞ)つて横(よこ)に抜(ぬ)けて出(で)た。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)