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りんしゃ
ふりがな文庫
“
輪車
(
りんしゃ
)” の例文
わたくしも、
同感
(
どうかん
)
でした。それに、おじさんを
観察
(
かんさつ
)
して、
信用
(
しんよう
)
していいと
思
(
おも
)
ったから、いわれるままに、三
輪車
(
りんしゃ
)
のあきばこへ
乗
(
の
)
りました。
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
つぎの
日
(
ひ
)
の
昼間
(
ひるま
)
、また
二人
(
ふたり
)
は、この
原
(
はら
)
っぱへきました。
武夫
(
たけお
)
がわざと三
輪車
(
りんしゃ
)
で
走
(
はし
)
るのを、
正吉
(
しょうきち
)
はそれと
競走
(
きょうそう
)
しようとして、
素足
(
すあし
)
で
走
(
はし
)
りました。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、そこを
通
(
とお
)
りかけたオート三
輪車
(
りんしゃ
)
があって、わざわざ
車
(
くるま
)
をとめ、
石炭
(
せきたん
)
をはこんだあきばこの
中
(
なか
)
へ、
二人
(
ふたり
)
を
入
(
い
)
れて、とちゅうまで、
送
(
おく
)
ってくれました。
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正吉
(
しょうきち
)
くんは、ついにゆく
気
(
き
)
になりました。その
子
(
こ
)
のそばには、
真
(
ま
)
っ
赤
(
か
)
に
塗
(
ぬ
)
った二
輪車
(
りんしゃ
)
が、
置
(
お
)
いてありました。
少年と秋の日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「はとと二
輪車
(
りんしゃ
)
にしようかなあ、しかし、クロがかわいそうだし……。」と、いって、
考
(
かんが
)
え
込
(
こ
)
んでいました。
僕がかわいがるから
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「さあ、どうでしょうか。二
輪車
(
りんしゃ
)
をほしいといっていましたから、
犬
(
いぬ
)
を
捨
(
す
)
てたら、
買
(
か
)
ってやるといってみましょうか。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、お
答
(
こた
)
えなさいました。
僕がかわいがるから
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だから、ぼくは
正
(
しょう
)
ちゃんは、マラソン
選手
(
せんしゅ
)
になるので、三
輪車
(
りんしゃ
)
なんかに
負
(
ま
)
けられないのだと
話
(
はな
)
したら、
先生
(
せんせい
)
は、
人間
(
にんげん
)
の
足
(
あし
)
と
機械
(
きかい
)
と、いっしょになるかと
笑
(
わら
)
った。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
オート三
輪車
(
りんしゃ
)
には、
黒
(
くろ
)
い
眼鏡
(
めがね
)
をかけた、おじさんが
乗
(
の
)
っていました。きゅうに、
速力
(
そくりょく
)
をゆるめると
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
きょう、
先生
(
せんせい
)
が
正吉
(
しょうきち
)
くんは、どうして
休
(
やす
)
んでいるのだと
聞
(
き
)
いたから、ぼくの三
輪車
(
りんしゃ
)
と
競走
(
きょうそう
)
して、
足
(
あし
)
をいためたといったら、なんでそんなばかのまねをするのかといったよ。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
三
輪車
(
りんしゃ
)
の
修繕
(
しゅうぜん
)
もしてもらえば、ゴムまりのパンクしたのを
直
(
なお
)
してもくれました。また、その
家
(
いえ
)
の
勇
(
ゆう
)
ちゃんとはお
友
(
とも
)
だちでもありました。おじさんは、
犬
(
いぬ
)
や、ねこが
好
(
す
)
きでした。
海が呼んだ話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
三
輪車
(
りんしゃ
)
をもっているのに、まあちゃんは、二
輪車
(
りんしゃ
)
をほしがって、お
母
(
かあ
)
さんを
困
(
こま
)
らせました。
秋のお約束
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おうちへ
帰
(
かえ
)
ったら、きょうはどんなおやつかしらん?」と、そんなことを
空想
(
くうそう
)
しました。しかし、お
母
(
かあ
)
さんとお
約束
(
やくそく
)
をした二
輪車
(
りんしゃ
)
のことはとっくに
忘
(
わす
)
れてしまっていました。
秋のお約束
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、よく
考
(
かんが
)
えてごらんなさいね。
私
(
わたし
)
も、二
輪車
(
りんしゃ
)
に、ミットに、
伝書
(
でんしょ
)
ばとですから、
考
(
かんが
)
えてみなければなりません。」と、いって、お
母
(
かあ
)
さんは、
笑
(
わら
)
っていらっしゃいました。
僕がかわいがるから
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“輪”で始まる語句
輪
輪廓
輪廻
輪郭
輪奐
輪鍵
輪袈裟
輪索
輪飾
輪切