“りんしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輪車85.7%
淪謝14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、そこをとおりかけたオート三輪車りんしゃがあって、わざわざくるまをとめ、石炭せきたんをはこんだあきばこのなかへ、二人ふたりれて、とちゅうまで、おくってくれました。
どこかで呼ぶような (新字新仮名) / 小川未明(著)
正吉しょうきちくんは、ついにゆくになりました。そののそばには、った二輪車りんしゃが、いてありました。
少年と秋の日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
弘化二年の夏梁川星巌が江戸を去り、菊池五山、岡本花亭、宮沢雲山ら寛政文化の諸老が相継いで淪謝りんしゃするに及び、枕山はおのずから江戸詩壇の牛耳を執るに至ったのである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)